多様化するポイントサービスの現状と課題仕組みの検証と課題・国際会計基準への対応を考える ~1兆円規模に成長した日本のポイントスキームの今後は~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2013-07-04(木) 13:30~16:30 |
講師 |
山本国際コンサルタンツ 代表 関東学院大学経済学部講師 山本 正行 氏
決済サービス事業の企画、戦略立案などを専門とするコンサルタント。消費生活センターと連携し電子決済が絡む消費者問題の解決にも協力。現在、「山本国際コンサルタンツ」代表の他、関東学院大学経済学部経営学科講師、社団法人電波産業会 高度無線通信研究委員会特別委員(モバイルコマース担当)などを務める。 |
概要 | 近年ポイントサービスを提供する事業者が増え、さまざまな種類のポイント間で交換が可能になりました。電子マネーや現金への交換も可能で、実質的に隠れた電子マネーとして市場に流通し始めています。一方でポイント発行企業には引当金が営業収益を超える企業もあります。またポイントの会計処理をめぐり国際会計基準との相違が問題視され、流通量の増加から、ポイントを資金と見る動きもあります。本講義では、ポイントサービスを国内、海外に分けてビジネス面から総合的に整理・分析します。これまで一般的だったマーケティング的視点ではなく、仕組み・制度面にフォーカスし、ポイントサービスの課題と今後の方向性を予想し、企業がとるべき対策も示唆したいと考えています。 |
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セミナー詳細 |
1.ポイントサービスの仕組み (1)海外と国内の違い ~アラインマイレージ vs 小売業 ~割引vs ポイント付与 (2)国内における制度と仕組み ~発行企業と消費企業における会計処理 ~法制度 2.ポイントサービスの事例 (1)エアラインマイレージ ~日本:JMB(JAL)、AMC(ANA) ~海外:海外各キャリア (2)ホテルロイヤルティプログラム ~日本:国内各ホテル、JAL-オークラ提携、など ~海外:ヒルトン、マリオット、ハイアット、など (3)流通・小売業のポイントサービス ~国内:家電量販、スーパー、百貨店 ~海外:ウォルマート、カルフール、など (4)ネット系 ~楽天、Yahoo、amazon (5)通信事業者 ~NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル (6)クレジットカード ~クレディセゾン、楽天カード、その他 (7)共通ポイント ~Tポイント、Ponta (8)ポイント交換サービス ~Gポイント 3.ポイントサービスの課題と今後の方向性 (1)発行額 ~引当金が肥大化した企業 ― 通信キャリア、ビックカメラ、クレディセゾン (2)会計処理の課題 ~費用計上するポイントと引き当て処理 ~失効率によるポイント価値の滅失 ― 国際会計基準に従った会計処理 (3)今後の方向性 ~企業がとるべき姿勢 ~法制度などの行方 ~その他 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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