保険会社による反社排除の現状と課題~暴排条項導入1年 浮上する課題と対策~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2013-04-23(火) 13:30~16:30 |
講師 |
プロアクト法律事務所 大野 徹也 弁護士 明治大学政治経済学部卒業、2001年弁護士登録、名川・岡村法律事務所での勤務を経て、2007年にアフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)に社内弁護士として入社し、法律顧問職としてコンプライアンス態勢整備等に従事する。2013年プロアクト法律事務所入所。現在、日弁連民事介入暴力対策委員会事務局次長、東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会委員、慶應義塾大学OLIS-プルデンシャル・ ジブラルタ生命保険寄附講座「生命保険概論Ⅰ」講義担当。近時の著書・論文等として、「生命保険分野における暴力団排除の方策に関する契約法的観点からの検討」(NBL№930-931号、2010)、「暴力団排除と企業対応の実務」(商事法務、2011、共編著)、「企業による暴力団排除の実践」(商事法務、2013、共著)など |
概要 |
生命保険約款にいわゆる暴排条項が導入されてから約1年が経過し、各保険会社による反社会的勢力対応態勢の整備も一段落したといえる状況にあるが、反社会的勢力対応態勢を実際に運用していく中で、新たな実務的課題も浮上してきている。担当者は重大事由解除の判断に迫られ、データベースの充実により“ヒット”する既存契約数は増加し、当局はモニタリング態勢の整備を重視するようになり、さらには犯罪収益移転防止法の改正を契機として、これまで別物と捉えられがちであった同法対応と反社会的勢力対応態勢との連動性を問う声も聞こえてくる。 そこで本講座では、生命保険約款への暴排条項導入1年を契機として、最新の反社会的勢力対応に関するトピックも織り交ぜながら、この1年で浮上してきた保険会社の課題と対策、そして今後の対応の方向性について解説する。 |
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セミナー詳細 |
1.生命保険会社による暴排条項の導入 2.保険会社担当者が知っておくべき反社対応に関するこの1年の最新TOPICS (1)法令等の動き(犯収法改正、暴対法改正、暴排条例) (2)検査・監督当局の動き (3)金融業界の動き(損保、銀行・証券) (4)社会・警察・他業種の動き (5)司法判断の動き ~「企業vs反社」裁判例最新状況 3.暴排条項導入の成果と現状 (1)暴排約款と運用態勢の定着 (2)暴排約款導入に伴う反社会的勢力対応態勢の高度化 (3)重大事由解除の実行 (4)データベースの充実とヒット率の向上 (5)損害保険への暴排条項導入 4.暴排条項導入1年 浮上する課題と対策 (1)「重大事由解除」をする決断、しない決断 (2)増加する「在庫」への対処 (3)「モニタリング」の充実 (4)「犯罪収益移転防止法」対応との連動 (5)「損害保険」分野への暴排条項導入 5.保険業界における反社会的勢力対応の今後 (1)増加する重大事由解除事案への対応 ~帳票を武器に (2)暴排条項適用範囲の拡大 (3)損害保険分野への暴排条項導入 (4)離脱支援による反社会的勢力排除という視点 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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