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紛争の可能性を意識したシステム開発・導入における留意点

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受講区分 会場
開催日時 2012-12-17(月) 13:30~16:30
講師 内田・鮫島法律事務所
伊藤 雅浩 弁護士

1996年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)等にて、 ERPパッケージソフトの導入、基幹系情報システムの企画、開発のプロジェクトマネジメントに従事。2007年一橋大学法科大学院卒業、2008年弁護士登録。主にソフトウェア、ネット、システム開発に関する法律問題を担当している。

概要 平成24年3月に東京地裁で判決が出されたスルガ銀行と日本IBM間の紛争に限らず,現在もなおシステム開発・導入プロジェクトには多くの紛争が発生している。こうした紛争は,ひとたび訴訟になれば,解決まで数年単位かかることが通常であり,どちらの当事者にも多大な負担を与えることになる。本セミナーでは,プロジェクトの立ち上げ時,プロジェクト推進時,さらには,トラブル発生時など,それぞれの場面において,過去の裁判例を参考にしつつ,「万が一」の場合に備えて,ベンダー,ユーザーそれぞれの立場から何を留意すべきか,日々何を記録しておくべきか,という実践的なポイントについて解説する。
セミナー詳細 1.はじめに
(1)システム開発紛争の特徴
(2)システム開発に関する契約の概要

2.契約締結前の留意点
(1)提案書と契約書の関係
(2)基本合意書と基本契約書
(3)特に留意すべき契約条項

3.プロジェクト実施中の留意点
(1)進捗・課題管理の責任と記録の残し方
(2)議事録の残し方
(3)仕様変更・工数増加の際の追加報酬を巡る問題

4.紛争発生時の留意点
(1)専門家の参画
(2)紛争処理コストの計算
(3)有効な証拠を残すことができる最後のチャンス

5.訴訟追行上の留意点
(1)ユーザー側の留意点
(2)ベンダー側の留意点

6. 質 疑 応 答 

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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