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金融機関における相乗効果を生む主体的な外部委託先管理の実務

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-10-31(水) 13:30~16:30
講師 PwC Japan あらた監査法人
リスク・アシュアランス部 ディレクター 公認会計士
加藤 俊直 氏

リスク・アシュアランス部 シニアマネージャー 公認情報システム監査人
綾部 泰二 氏

【加藤氏】
大手外資系コンサルティング会社において、全国規模のチェーンストア業界を中心とした広範囲の業界における多くの経営基盤整備、業務改革、システム設計・開発・導入・保守運用に携わる。その後、国内系コンサルティング会社立ち上げを経て、現職に至る。主として金融機関に対する業務に従事しており、主な実績として米国上場企業に対するSOX法監査、同法に基づくアウトソーシング先監査、内国大手生損保会社向けJ-SOXアドバイザリー、システムリスク管理態勢構築、大手Sierや信託銀行をはじめとする数多くの委託先のSAS70監査(外部委託先監査)、各種金融機関システム委託先のサービスレベルマネジメントスキームの構築等が挙げられる。公認会計士/ITコーディネータ/システム監査技術者/公認会計士協会各種専門委員。

【綾部氏】
システムコンサルティング会社、大手監査法人を経て現職に至る。システムコンサルティグ会社において、全国規模のサービス/製造/流通業界の業務改革に携わる。監査法人へ転籍後は、主に金融機関向けに金融検査マニュアル、FISC の各種基準を用いたリスク評価、システム監査を多数実施。金融機関向けJ-SOX アドバイザリー、J-SOX 評価を複数経験。その他、大手金融機関に対するITガバナンス評価業務、及び改善支援、開発プロジェクト、コンティンジェンシープラン、外部委託管理態勢、情報セキュリティ管理態勢の有効性評価、構築支援業務等を多数経験。また、金融機関に対するASPサービス等の外部委託先に対するシステムリスク管理態勢評価業務も複数経験している。更には、金融庁等の監督官庁からの行政処分対応支援に多数従事。

概要 企業が業務をアウトソースする目的はコストメリットの追求、社内では保有しない専門性の活用、人員不足の解消等様々である。しかしながら昨今の大規模障害・顧客情報漏洩などのリスク顕在化事例や金融検査における各種指摘への対応など、いわゆる守りへの対応に追われている感が否めず、本来外部に業務委託することによる業務品質の向上やコストメリットなどの攻めの視点が見失われがちになってしまっており、ともすれば何のために業務を委託したいのか不明な状況に陥っている状況も多々見受けられる。
本講演ではあらた監査法人が、改善等に関与した企業における外部委託先の実践内容を踏まえ、金融機関が本来実現したかった外部委託業務の原点に立ち戻り、単なるコンプライアンスの強化に留まらない、全体最適な外部委託先管理の方法について解説する。
セミナー詳細 1.各金融機関の外部委託先管理における現状再確認        

2.金融機関の外部委託先管理における代表的課題
(1)新規選定時
(2)長期委託関係
(3)グループ内企業委託関係
(4)オフショア
(5)モニタリング

3.代表的課題への実践的対応事例
(1)新規選定時
(2)長期委託関係
(3)グループ内企業委託関係
(4)オフショア
(5)モニタリング   

4.金融機関として求められる重要管理ポイント
(1)新規選定/枠組みの見直し
(2)社内/行内展開方法
(3)プロジェクト型外部委託
(4)グループ内調整
(5)再委託先管理
(6)小規模委託先
(7)外部委託先評価(内部監査・検査を含む)

5.主体的外部委託先管理の実践
(1)サービスレベルアグリーメント(SLA)からSLMへの進化
(2)効果的なSLM実践のポイント

6.質 疑 応 答   ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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