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保険ERMにおけるリスクと資本の管理高度化

~リスクアペタイトフレームワーク、ORSAプロセスを踏まえた対応~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-10-30(火) 13:30~16:30
講師 PwC Japan あらた監査法人
ディレクター
辻田 弘志 氏

シニアマネージャー
武田 泰史郎 氏

【辻田氏】
PwC Japan あらた監査法人ディレクター
慶應義塾大学経済学部卒、一橋大学大学院国際企業戦略研科修士課程修了。大手都市銀行を経て現在、あらた監査法人にて。金融機関(銀行、証券、保険)及び関連当局等に対し、統合的リスク管理、オペレーショナルリスクをはじめとするリスク管理、コンプライアンスを中心にコンサルティングサービスを提供。

【武田氏】
PwC Japan あらた監査法人シニアマネージャー
早稲田大学理工学部数学科卒。公認会計士。日本アクチュアリー会準会員。保険分野での経験を活かし、ERM導入支援業務、エコノミックキャピタル・経済価値ベースのソルベンシー計算支援業務、AV、EV等の数理デュー・ディリジェンス業務等の多数のアドバイザリー業務を生損保会社に提供。

概要 近年、保険会社を取り巻く規制環境はめまぐるしく変化している。IAIS参加国における保険会社を対象とした「保険コア・プリンシプル」の改訂や、国際的に活動する保険グループを対象とした「コモン・フレームワーク」の導入といった国際的な規制動向をはじめ、欧州で導入が予定されているソルベンシー規制(以下、「ソルベンシーII」)のような海外における規制動向が挙げられる。また、統合的リスク管理を明示的に捉えた「保険検査マニュアル」の改訂といった本邦における監督規制の動きについても注視すべきといえよう。
これらの規制の共通点としては、資本十分性を重視した従来からの観点に加え、保険会社に対して、経営管理(リスク管理・資本管理)と一体化した実効性のあるフレームワークの構築・活用を確保することを要請している。欧州における先行事例をみると、こうした規制の特徴を踏まえ、多くの保険会社では、ソルベンシーIIへの対応を単なる規制対応としてとらえるだけではなく、経営管理の高度化として取り組んでいることが広く認識されている。
本セミナーでは、経営管理のための実効性のあるフレームワークの構築・活用のための重要な要素として認識されている「リスクアペタイト」と「ORSA(Own Risk and Solvency Assessment)」に着目し、その概要および日本の保険会社に適用した場合の留意点について説明を試みる。
セミナー詳細 1.ERMの全体像
(1)ERMフレームワーク
(2)ERMにおけるリスクアペタイトとORSA 

2.リスクアペタイトの定義
(1)リスクアペタイトとは
(2)ERMにおけるリスクアペタイトの役割

3.リスクアペタイトフレームワークの構築
(1)リスクアペタイトフレームワークの全体像
(2)各構築プロセスについての説明(経営情報、リミットフレームワーク)
(3)事例紹介と日本の保険会社への展開

4.ORSAの概要
(1)ORSAの背景と目的
(2)ERMにおけるORSAの役割
(3)ORSAに関する規制の動向(国内、海外)

5.ORSAの実施 -ソルベンシーIIにおける取扱いを踏まえて-
(1)必須とされる実施内容
(2)ORSAにおける役割分担
(3)ORSAプロセスの概要と各プロセスについての説明
(4)日本の保険会社への展開

6.ORSAレポートにおける記載内容 -ソルベンシーIIにおける取扱いを踏まえて-
(1)ORSAレポートにおける目次例
(2)各項目についての内容と記載上の留意事項
(3)事例紹介

7.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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