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バイアウト・企業再生ファンドの投資家層の拡大、出口戦略、海外市場の動向

実態調査に基づく市場の全体像を踏まえた最新動向
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2004-10-28(木) 13:30~16:30
講師 Turnaround Management Association(TMA)
日本支部 上席研究員
北村 元哉 氏

95年、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて修士課程修了。国際経済・国際関係修士。97年から04年9月まで株式会社三菱総合研究所。欧米、98年から日本・欧米に関するバイアウト市場をはじめとするプライベート・エクイティに関する委託調査・研究を手がける。2000年から5年連続で国内バイアウト市場に関する年次報告書をまとめ、三菱総合研究所から出版している。著書に『MBO入門』(東洋経済新報社、共著)、『世紀末の日本9つの課題』(中経出版、共著)、『アルトマンさんが問いかけるもの』(新幹社)など。このほか、「週刊ダイヤモンド」「週刊エコノミスト」等に記事・論文を多数執筆。事業再生研究機構会員、日本CFO協会General CFO資格会員。10月にバイアウト関連の書籍を出版予定。

概要 バイアウト・企業再生ファンドについては国内でも多くの実績が生まれ、定着した感があるが、その市場の全容について明らかにされる機会は少ない。本講演では、バイアウト・企業再生ファンド市場の実態調査から得られた貴重なデータに基づき、長年にわたり市場全体を観察してきた講師の立場から、その全体像を踏まえた最新の話題をとりあげる。
1997年にアドバンテッジパートナーズが日本における第一号バイアウト・ファンドを立ち上げて以来、日本においてバイアウト・ビジネスは徐々に定着を見せてきた。その間、バイアウト・ファンドは「投資ファンド」「買収ファンド」「ハゲタカ・ファンド」「企業再生ファンド」「事業再生ファンド」などと顔を変え、日本の企業社会に多様なイメージを与えてきた。
本講演ではまず、バイアウト・企業再生ファンドの市場を理解する上で押さえておくべきポイントを整理する。次に、バイアウト・企業再生市場の過去・現在・今後を「案件」「ファンド」「投資家」それぞれの側面から、日本の企業社会・資本市場における位置づけを分析・解説する。合わせて国内市場に多大な影響を与える欧米市場と中国・韓国市場の動向にも言及する。
セミナー詳細 1.バイアウト・企業再生市場を見るポイント
   ・バイアウト・MBO・LBO・企業再生等の定義
   ・ヒト本位の市場
   ・国境のない市場
   ・ガバナンスとファイナンスの提供者としてのファンド
   ・投資よりも出口
   ・年金基金が育てた欧米市場

2.バイアウト・企業再生市場の歴史
   ・経済的背景
    ~金融史におけるバイアウト・企業再生市場の位置
   ・案件数・案件規模・ファンド設立の拡大の推移
   ・ファンドの変質
    ~2002年以前と以後の違い
   ・海外投資家の動向
    ~「外資席巻」の幻想と2004年に復活した 日本市場への期待感

3.バイアウト・企業再生市場の現在
   ・案件の多様性
    ~買収案件から再生案件、小規模案件からメガディールまで
   ・ファンドの顔ぶれ
    ~トラックレコード上位ファンドは?
   ・投資家層の拡大について
    ~地銀ほか地域金融機関や企業年金の出資など
   ・ファンドの出口戦略について(IPO、売却、二次買い取りなど)
    ~海外との比較などから

4.バイアウト・企業再生市場の今後の見通し
   ・国内案件の見通し
    ~企業再生系からメガディール、スピンアウト系へ
   ・ファンドの見通し
    ~進む優勝劣敗
   ・投資家の見通し
    ~外国人投資家と仲介業者の増加
   ・欧米市場の動き
   ・中国、韓国市場の動き

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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