過去のセミナー

OLD SEMINARS
金融セミナーのセミナーインフォ > 過去のセミナー > 業績評価方法を再考する

業績評価方法を再考する

金融機関に最適な業績評価とは?ABC、バランス・スコアカードを超えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2005-04-27(水) 13:30~16:30
講師 株式会社ビジネスブレイン太田昭和
コンサルティング本部 パートナー
唐沢 健 氏

株式会社ビジネスブレイン太田昭和
コンサルティング本部 コンサルタント
中村 貴治 氏

【唐沢氏】
東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、エッソ石油(現エクソンモービル)に入社。経営企画、財務、営業企画、情報システム、経理等各部署を歴任。主に、コーポレート・プラン策定、ビジネスユニット別事業戦略立案を担当。その後、ビジネスブレイン太田昭和でパートナーとして経営管理、事業戦略等経営コンサルティング業務を手掛け、現在、主として「SPACE分析」の手法を活用した戦略管理型経営の導入に携わる。共著に『2002年取締役ビッグバン』(大蔵財務協会)、『戦略実行力のマネジメント』(ダイヤモンド社)。訳書として、『活動基準利益分析(ABPA)』(シュプリンガー・フェアラーク東京)。予算制度の構築をテーマに、都銀支店長を対象とする講義を実施。

【中村氏】
兵庫県出身。姫路獨協大学大学院経済情報研究科卒業後、会計事務所を経て、価値総合研究所(旧長銀総研コンサルティング)に入社、財務戦略、組織人事戦略等コンサルティング業務を手掛ける。現在、ビジネスブレイン太田昭和で、主に経営管理、特に戦略判断を目的とした業績評価手法の導入コンサルティングに携わる。著として、旬刊経理情報(中央経済社)「株式分割の概要と今後の方向性」等がある。組織構築と業務関連規程の構築をテーマに、都銀支店長を対象とする講義を実施。税理士有資格者。

概要 本講演では、現状の業績評価方法に関する課題を踏まえ、全く新しい業績評価方法"ABPA"について、適用例を交えて紹介する。
今日、企業の業績評価に関して混迷が深まるばかりである。業績評価といっても、社内における戦略策定、株主の投資判断、社員報酬の決定等様々な視点や目的がある。また、財務指標、ABC、バランス・スコアカードなど、いくつかの業績評価の方法論があるが、どれをとってもストレスと課題を山積させている。前半の講演では、業績評価や評価指標(KPI)のあるべき姿を目指して、最新のコンサルティング現場の生の情報を交えながら、パフォーマンス評価の困難さの根底に潜む課題にメスを入れていく。
後半は、金融機関をはじめ特にサービス業に適した、全く新しい業績評価方法を提案する。ABPA(Activity-Based Profitability Analysis=活動基準利益分析)と呼ばれる方法で、2002年にペンシルバニア大学ウォートンスクールのマーシャル・マイヤー教授によって開発された手法である。この手法は、顧客から得られる利益を最重視した発想で、企業で日常実施されている個々の活動(アクティビティー)が、どれだけ顧客から利益を上げているのかを分析する。分析の結果を評価するだけではなく、差別化戦略に活用する。金融機関への適用例を元に、実際の導入と活用やその効果について日本で初めて紹介する。
セミナー詳細 1.業績評価手法及びKPIの課題と今後の方向性
   (1)業績評価は、今、なぜ混迷しているのか
   (2)KPIはなぜ必要なのか
   (3)業績評価手法の変遷
   (4)各種評価手法のメリット・デメリット及び事例を交えた論評
    ・スコアーボード
    ・ABC/ABM
    ・バランス・スコアカードその他
   (5)成果主義人事制度との関連
    ・課題と誤解
    ・今後進むべき方向性
   (6)現在求められる業績評価手法及びKPIとは


2.ABPA(活動基準利益分析)
   (1)ABPAとは
    ・リストラ完了後の「真の競争時代到来」到来
    ・ABPAにおけるコストと売上の関係付け
   (2)ABPAの分析例
    ・事例
    ・活動と売上のリンク及び問題の解決
   (3)ABPAと情報戦略
    ・トランザクションの流れ
    ・ABPAが示唆するアクション
   (4)ABPAの導入


3.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

カテゴリ
関連キーワード
お問い合わせ先 株式会社セミナーインフォ
TEL : 03-3239-6544   E-mail : seminar-operation@seminar-info.jp
お問い合わせフォーム
申込規約・全額返金保証の規約
※ 印刷用ページもご用意しております。本ページの内容を印刷される際にご利用ください。
PDF

該当データはありません。