業績評価方法を再考する金融機関に最適な業績評価とは?ABC、バランス・スコアカードを超えて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-04-27(水) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社ビジネスブレイン太田昭和 コンサルティング本部 パートナー 唐沢 健 氏 株式会社ビジネスブレイン太田昭和 コンサルティング本部 コンサルタント 中村 貴治 氏
【唐沢氏】 |
概要 |
本講演では、現状の業績評価方法に関する課題を踏まえ、全く新しい業績評価方法"ABPA"について、適用例を交えて紹介する。 今日、企業の業績評価に関して混迷が深まるばかりである。業績評価といっても、社内における戦略策定、株主の投資判断、社員報酬の決定等様々な視点や目的がある。また、財務指標、ABC、バランス・スコアカードなど、いくつかの業績評価の方法論があるが、どれをとってもストレスと課題を山積させている。前半の講演では、業績評価や評価指標(KPI)のあるべき姿を目指して、最新のコンサルティング現場の生の情報を交えながら、パフォーマンス評価の困難さの根底に潜む課題にメスを入れていく。 後半は、金融機関をはじめ特にサービス業に適した、全く新しい業績評価方法を提案する。ABPA(Activity-Based Profitability Analysis=活動基準利益分析)と呼ばれる方法で、2002年にペンシルバニア大学ウォートンスクールのマーシャル・マイヤー教授によって開発された手法である。この手法は、顧客から得られる利益を最重視した発想で、企業で日常実施されている個々の活動(アクティビティー)が、どれだけ顧客から利益を上げているのかを分析する。分析の結果を評価するだけではなく、差別化戦略に活用する。金融機関への適用例を元に、実際の導入と活用やその効果について日本で初めて紹介する。 |
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セミナー詳細 |
1.業績評価手法及びKPIの課題と今後の方向性 (1)業績評価は、今、なぜ混迷しているのか (2)KPIはなぜ必要なのか (3)業績評価手法の変遷 (4)各種評価手法のメリット・デメリット及び事例を交えた論評 ・スコアーボード ・ABC/ABM ・バランス・スコアカードその他 (5)成果主義人事制度との関連 ・課題と誤解 ・今後進むべき方向性 (6)現在求められる業績評価手法及びKPIとは 2.ABPA(活動基準利益分析) (1)ABPAとは ・リストラ完了後の「真の競争時代到来」到来 ・ABPAにおけるコストと売上の関係付け (2)ABPAの分析例 ・事例 ・活動と売上のリンク及び問題の解決 (3)ABPAと情報戦略 ・トランザクションの流れ ・ABPAが示唆するアクション (4)ABPAの導入 3.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
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