過去のセミナー

OLD SEMINARS
金融セミナーのセミナーインフォ > 過去のセミナー > M&AファイナンスとポストM&Aインテグレーション実践の最前線 ― 事例を踏まえて

M&AファイナンスとポストM&Aインテグレーション実践の最前線 ― 事例を踏まえて

エクイティ・ローン・メザニンのパッケージングとは、M&Aの後のインテグレーションにはどんなタスクがあって何が懸案となるのか
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2005-07-13(水) 13:30~16:30
講師 GCA株式会社
取締役 パートナー
山本 礼二郎 氏

84年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行、本店勤務などを経て、91年より7年半に亘りロンドンにてストラクチャード・ファイナンスに従事。企業買収/MBO/LBOファイナンスを多数手懸け、多国籍企業破綻案件とLBOリストラクチャリング案件のワークアウトや不良債権市場売却も多数担当。帰国後、さくら銀行企業情報部(現 大和証券SMBC)において、クロスボーダーM&Aのグループヘッドとして活躍。担当した業種には、電気機器、半導体、自動車部品、アパレル、製薬、食品、流通がある。 ユニゾン・キャピタルに00年に参加し、プライベートエクイティー分野における日本の草分けとしてバイアウト・ファンドを成功させた。従事した第1号ファンドの投資先は、オリエント信販、マインマート、キリウ、アスキー/エンターブレイン、東ハト、タクミックSP、ドラッグイレブン。主に、投資に至るM&Aとファイナンシングのパッケージング、そして、経営体勢の相談、投資後の事業・子会社の分離売却やロールアップ戦略上の買収などを担当。投資先各社の非常勤取締役やファンドの投資委員会メンバーにも就任した。TOB、株式交換、squeeze-out、公開企業のgoing private、など日本初のスキームにもプリンシパルとして設計・実行にあたったほか、M&Aに関わる幅広い分野に実践経験を有す。ユニゾンでは年間数百件にも及ぶ多数の業種のM&A案件の主要ソーシング窓口となって、ストラクチャリング・交渉・ファイナンスアレンジを担当した。 GCA取締役パートナーに04年4月就任。MBA(ウォートン)、MA(ローダー・インスティテュート)。一橋大学経済学部卒。一橋大学ICS、神戸大学、早稲田大学他にてM&A・バイアウトに関するセミナーも多数。

概要 M&Aは毎年大型化し件数も増加している。M&A市場の参加者も、国内外の事業会社だけでなく、バイアウト・ファンド、不動産ファンドやヘッジファンド、はたまた敵対的投資家が出現といったように、多様化している。
このように競争が激しく複雑化してきているM&A市場では、ファイナンス・パッケージングがタイムリーにできないがために他社に奪われてしまうこともあり得るのだ。M&A担当者にとって、売り手と買い手のニーズが合致するストラクチャーを組んでそれに最適なファイナンス構造をスピーディーにパッケージングすることは、ますますもって重要になってきている。
また、ポストM&Aのインテグレーション、すなわち、M&A直後の「マネジメント意思統一」・「経営統合」・「関係者一体感の醸成」などをいかに成し遂げるかは、M&A投資の本質的価値を決定づける。M&A担当は、インテグレーションにおけるタスクを洗い出し、ガバナンス・組織のデザインから組織に魂を入れる実践、事業戦略実行の上での「打ち手」の整理、そして、それらの実行手順と、計画修正時のバックアッププランの把握といったことをスピーディーに定着するまで粘り強く取り組まなければならないのだ。
本講演は、事業会社のM&A担当、そしてファンドやアドバイザリーファームや金融機関などの実務家を対象に、国内外における講師の豊富な経験に基づいて、最前線の実践論を解説するものである。
セミナー詳細 1.M&Aファイナンスの実践
   ・M&Aファイナンスの基礎知識
   ・M&Aの行程管理とファイナンスの行程管理
   ・M&Aのエクイティー・メザニン・シニアのファイナンス・パッケージング
   ・M&Aファイナンスの事例演習


2.ポストM&Aインテグレーションの実践
   ~M&Aの後のインテグレーションとしてどんなタスクがあって何が懸案となるのか
   ・ガバナンス・組織のデザイン(取締役会・執行役員会・報酬委員会、等)
   ・デザインされた組織に魂を入れること
   ・社長の重要さと社長とのリレーションシップのあり方
   ・新任経営陣が就任する場合のランディング・プログラム
   ・ポストM&Aインテグレーションのタスクの洗い出しと行程管理:100日100項目など
   ・役員・従業員の出資・ストックオプション
   ・派遣スタッフや外部リソース(コンサル・ヘッドハンター・人脈・提携企業)の活用
   ・各種ステークホルダーとの対応(顧客・仕入先・従業員・組合・競合他社・官公庁)
   ・上場と非上場の違い・非公開化
   ・経営戦略の実行:手だての種類、手順、そしてバックアッププラン
   ・スピードの考え方
   ・施策の定着と監査の仕組


3.結び及び質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
カテゴリ
関連キーワード
お問い合わせ先 株式会社セミナーインフォ
TEL : 03-3239-6544   E-mail : seminar-operation@seminar-info.jp
お問い合わせフォーム
申込規約・全額返金保証の規約
※ 印刷用ページもご用意しております。本ページの内容を印刷される際にご利用ください。
PDF

該当データはありません。