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証券、投信・投資顧問会社に対する新たな監督・検査の枠組み

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2005-11-30(水) 13:30~16:30
講師 KFi 株式会社
代表取締役
青木 茂幸 氏

証券会社、投信・投資顧問会社、銀行、保険など200社を超える金融機関においてコンプライアンス・リスク管理体制の整備、内部監査導入サポート、金融庁規制対応プロジェクトを主導。東京大学法学部卒。三菱信託銀行、経済企画庁を経てKFi 株式会社入社。日本内部監査協会銀行証券部会委員、金融内部監査士試験委員。早稲田大学オープンカレッジ「企業財務とリスク管理」講座担当講師。

概要 本年7月の新検査事務年度より投信・投資顧問会社の検査権限が証券監視委員会へ移管され、証券会社を含めた新たな検査・監督体制が始動した。同時に今年度の検査基本方針、証券監視委員会の検査の基本指針等も公表され、当局の問題意識も明確になった。
そこで、本講演では、証券、投信・投資顧問会社の検査・監督の変化を押さえた上、効率的・効果的な内部管理対応のポイントについて解説する。
セミナー詳細 1.新しい検査・監督の枠組みと留意点
   ・証券取引等監視委員会への検査権限移管と影響
   ・平成17年事務年度度検査基本方針に見られる重要ポイントとは
   ・監視委員会の検査手法の変化
   ・平成17事務年度証券監督方針に見る監督部局の問題意識とは
   ・監督姿勢の転換と行政処分ルートの多様化

2.証券会社に求められるコンプライアンス態勢とは
   ・証券会社特有の行政処分事例と注目点
   ・内部統制上最優先でとりくむべき課題とは何か
   ・経営管理・ガバナンスの意味とは
   ・投資家保護を意識した対応とは(説明・勧誘態勢、苦情対応、顧客情報管理)
   ・市場の公正性確保に対応する取り組みとは(売買審査体制、最良執行義務等)

3.投信・投資顧問会社における重要チェックポイント
   ・経営管理体制の整備(意思決定プロセスの独立性・他業禁止・取締役会・監査役の機能)
   ・運用・トレーディング業務での着眼点(証取法遵守、運用ガイドラインチェック、委託先管理、
                            トレーディング業務と事務ミス対応)
   ・営業活動での主な着眼点(兼業活動、営業用資料、コールメモ・苦情対応等)
   ・管理業務のポイント(法定帳簿・届出事項や各種報告等の作成管理、時価の正確性等)
   ・外国投信・私募投信業務と新たな対応策

4.質疑応答/ディスカッション

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