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ホテル投資の留意点と評価手法

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2005-12-02(金) 13:30~16:30
講師 ジョーンズ ラング ラサール ホテルズ
エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント
沢柳 知彦 氏

一橋大学経済学部卒。コーネル大学ホテル経営学部修士課程修了。87年 日本長期信用銀行入行。国内企業M&Aアドバイザリー業務を経て、海外ホテル投資会社に出向。フォーシーズンズ・バリ、リージェント・フィジー、ならびにフォーシーズンズ・ニューヨーク等のホテルアセットマネジメント及び売却業務に従事。99年グリニッチ ナットウエスト証券会社東京支店にて不動産ファイナンス担当ヴァイス・プレジデントに就任。ホテル投資を含む不動産投資、ファイナンスのアドバイザリー及び融資業務に従事。00年ジョーンズ ラング ラサール ホテルズ東京オフィスを開設、シニア・ヴァイス・プレジデントに就任。03年7月より現職。マンダリンオリエンタル東京PJおよびリッツカールトン東京PJの契約ストラクチャリング・ホテル会社選定・契約交渉、ロイヤルパーク汐留タワーのホテル会社選定、神戸ワシントンホテルプラザの売却、ホテルオークラとラッフルズホテルとの戦略提携支援、外資系投資ファンドへのホテル投資アドバイス、本邦系リゾートホテルのリポジショニング支援などを手掛ける。主な著作等として、『ホスピタリティマネジメント』(共著、生産性出版)、『米国ホテル会計基準』(翻訳協力、税務経理協会)、『タイプ別ホテル事業の投資評価・再生実務資料集』(共著、綜合ユニコム)。宅地建物取引主任者。第一種証券外務員。早稲田大学ホスピタリティ研究所客員研究員。

概要 外資系ファンドによるホテル買収の活発化など、投融資対象としてのホテルに注目が集まっている。一方で、不良債権問題に関連してホテルを巡る事業再生なども課題となっている。 
しかしながら、ホテルに関しては、不動産としてあるいは事業として、どのような視点から評価すべきかという基本的な事項を学ぶ機会が乏しい。例えば、オフィスビルや住宅などと異なり売買価格の類似例比較が困難であること、収益分析のベンチマークが整備されていないことなどのほか、ホテル事業に特有のリスクがあることなども考慮しなければならない。 
本講演では、長らくホテル投資やファイナンスのアドバイザリー等に従事してきた講師の立場から、ホテル投資に対する基礎知識を解説した後、ホテル投資の評価における手法や留意点について説明する。資産価値向上のためのポイントなどについても、必要に応じて言及する。
セミナー詳細 1.ホテル事業・投資の考え方
   (1)ホテル投資マーケット最近の動向
   (2)一般収益不動産との比較
   (3)ホテル会社との契約形態
    ・所有直営方式
    ・運営委託・受託契約方式 
    ・賃貸借契約方式 
    ・フランチャイズ方式
   (4)キャッシュ・フローの構成
    ・ホテル会計基準=ユニフォーム・システムの概要
   (5)ホテル投資リスク分析

2.ホテル資産評価の手法
   (1)DCF法によるホテル資産評価 
    ・キャッシュ・フロー予測の留意点 
    ・ディスカウント・レート/キャップ・レート
   (2)その他手法による資産評価とその応用

3.ホテル資産価値向上施策例
   (1)リポジショニング
   (2)リブランディング
   (3)リノベーション

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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