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保険会社及び保険代理店における情報管理の留意点と実務対応

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-10-04(木) 13:30~16:30
講師 西村あさひ法律事務所
町田 行人 弁護士   
松下 由英 弁護士

【町田弁護士】
1994年中央大学法学部卒業、98年弁護士登録。2004年南カリフォルニア大学ロースクール卒業(LL.M.)、翌年までニューヨークのルバフ・ラム・グリーン・アンド・マクレー法律事務所に勤務。05年米国ニューヨーク州弁護士登録。05年から2年間、金融庁総務企画局にて、金商法の改正(公開買付制度・大量保有報告制度の箇所)及び公認会計士法の改正を担当。08年西村あさひ法律事務所復帰。主な取扱い分野は、企業法務全般、コンプライアンス、金融規制、M&A、会計・監査、ベンチャーキャピタル投資など。主な著書は、「新しい公認会計士・監査法人監査制度」(第一法規、2009)(共著)、「別冊商事法務No.335 大量保有報告の実務」(商事法務、2009)(共著)、「新しい公開買付制度と大量保有報告制度」(商事法務、2007)(共著)、その他論稿多数。
【松下弁護士】
2001年東京大学文学部言語文化学科卒業。04年まで石油公団勤務。06年慶應義塾大学大学院法務研究科卒業。07年弁護士登録。主な取扱い分野は、企業法務全般、銀行・保険会社に係るM&A案件や海外案件など。主な著書は、「The Insurance and Reinsurance multi-jurisdictional guide 2012」(Japan Chapter)(Practical Law Company、2012)(共著)、「新株予約権ハンドブック〔第2版〕」(商事法務、2012)(共著)、その他。

概要 昨今、当局によるインサイダー取引摘発の事例は後を絶たず、更に近時、複数の証券会社に対して、公募増資に係るインサイダー情報の提供に端を発して情報の管理態勢を問題視する業務改善命令が下されるなど、インサイダー取引の防止に向けて厳格な対処を行う当局の姿勢に揺るぎはない。証券会社と状況は異なるものの、インサイダー取引の防止に向けた態勢整備は保険会社においても求められるところであり、保険会社にとって決して対岸の火事というわけではない。昨今の動向を踏まえて、保険会社においても十分な情報管理態勢が整備されているか検証を行い、必要な見直しを行うことが急務である。そこで、今回は、いわゆる増資インサイダー問題を契機に、保険会社の情報管理態勢全般につき今一度検証することを目的に、保険会社におけるインサイダー情報の管理態勢を始めとして、顧客情報保護等、情報管理において重要なポイントについて事例を踏まえて解説する。また、保険会社の日常業務においてより身近な問題である保険代理店との関係における情報管理態勢についても併せて取り上げる。
セミナー詳細 1.保険会社の情報管理を巡る留意点と実務対応
 (1)保険会社におけるインサイダー情報管理
   ①インサイダー取引に係る規制内容
   ②インサイダー取引に係る近時の当局による摘発の動向(いわゆる増資インサイダー問題を含む)
   ③インサイダー取引が問題となり得る情報内容
   ④インサイダー取引が問題となり得る場面
   ⑤インサイダー取引を防止するための対応
 (2)保険会社における個人情報管理
   ①個人情報管理に係る規制内容 
   ②個人情報管理について問題が指摘された事例等
   ③顧客の利益保護のための態勢整備
 (3)保険会社における競争法の観点からの情報管理
 (4)まとめ

2.保険代理店の情報管理を巡る留意点と実務対応
 (1)保険会社の代理店管理態勢(募集管理・情報管理)
 (2)保険代理店の個人情報保護に係る問題
   ①保険募集の委託・再委託 
   ②代理店委託契約終了後の個人情報漏えい
 (3)乗合代理店における個人情報管理
 (4)募集文書に係る情報管理
 (5)まとめ

3.質 疑 応 答   

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