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日本版SOX法を睨んだ内部統制構築の実務

日米の制度動向、フレームワーク、具体的構築手順の解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-06-27(火) 13:30~16:30
講師 A.T.カーニー株式会社
マネージャー
松元 貴志 氏

87年大阪大学基礎工学部情報工学科卒業、89年同大学院基礎工学研究科修士課程修了。リクルート、インターネットベンチャーを経て現職。主なコンサルティング実績として、外資系保険会社に対する内部統制構築支援のほか、大手通信会社の営業戦略立案・営業プロセス改革、外資系生命保険会社のIT組織改革支援、金融機関のITアウトソーシング契約スキーム再検討及び契約変更に関する交渉戦略立案、大手総合商社のITアウトソーシング契約管理体制構築など。その他、大手総合商社、公共機関、金融機関のストラテジック・ソーシング(戦略的調達慣習・プロセスの見直し)、外資系生命保険会社のIT戦略立案、大手ノンバンクの事業戦略立案・次期中計策定支援、自動車部品会社のM&Aデューディリジェンスなどのコンサルティングを広く手掛ける。

概要 わが国では、2005年12月に金融庁企業会計審議会により「財務報告に係る内部統制の評価と監査の基準案」が公表された。これがいわゆる「日本版SOX法」であり、2006年の法制化、2007年の施行、2008年3月期からの適用を目指し、検討が進んでいる。
2002年に成立した企業改革法(SOX法)への対応を迫られてきた米国企業と、まったく同じ状況に今の日本企業は置かれており、内部統制に対する取り組みは他人事ではなく、具体的な取り組みを始める時期にさしかかっている。
本講演では、内部統制に関する制度の動向、内部統制フレームワークの概要を紹介するだけでなく、講師の豊富な コンサルティング実績も踏まえて、内部統制の仕組みを具体的に構築する手順について解説する。特に、内部統制構築の第一歩として重要な「内部統制の現状評価」について、具体的なワークシートを示して、その進め方を実践的に解説する。
セミナー詳細 1.米国・日本における内部統制の制度動向
    (1)米国の制度動向
    (2)日本の制度動向

2.内部統制のフレームワーク
    (1)内部統制とは何か
    (2)内部統制フレームワークの必要性
    (3)内部統制フレームワークを構成する要素

3.内部統制構築の手順
    (1)内部統制の目的設定
    (2)内部統制の設計
    (3)内部統制の現状評価
      ・評価範囲の決定
      ・現状調査・文書化(業務フロー作成、リスクおよび統制の現状調査)
      ・改善策のまとめ
    (4)内部統制の是正

4.質疑応答/ディスカション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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