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LBOがもたらすマーケットインパクトとは

投資機会とリスクを含む今後の趨勢を考える、欧米における実例及びLBO市場の最新動向と日本市場への示唆
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-11-09(木) 13:30~16:30
講師 JPモルガン証券株式会社
クレジット調査部長
中空 麻奈 氏

91年慶應義塾大学経済学部経済学科卒業後、野村総合研究所に入社、米国経済担当エコノミスト。93年から二年間郵政省郵政研究所出向、97年野村アセットマネジメントに転籍、経済調査部にて主に金融セクター、地方債・財投機関債など担当のクレジットアナリスト。00年モルガン・スタンレー証券にて事業法人一般を担当。04年8月より現職。現在、クレジット調査部長。金融・事業法人全般をカバー。「わが国電気通信サービスの需要予測」(93年10月)、「わが国における電気通信インフラストラクチャア建設の計量経済分析」(94年7月)などの共同研究を郵政研究所より発表。02年総務省「IP化等に対応した電気通信分野の競争評価手法に関する研究会」委員。東洋経済や金融財政事情等にクレジット関連の論文を執筆。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。

概要 株主圧力の増大に伴い、企業は株主価値の増大を図る行動を重視し始めている。こうしたクレジットサイクルの流れの中、日本市場においても、M&A、MBO、LBOが散見され始めた。とりわけ、負債金額が大きくなるLBOは、クレジット市場への影響が大きい。
本講演では、こうした市場についての投資機会を考え、今後の日本市場におけるLBOの動向について予測していくことを目的とする。
ニーマンマーカス、アルバートソン、ソフトバンクなど、多くの具体事例を見ながら、格付け機関の判断スキームの概要を解説、LBOがCDSや株式市場などマーケットに与えた影響、投資家のステータスやコベナンツの変遷などについて、そのインパクトを考慮する。欧米のLBO市場の最新情報のアップデートも試みる。
セミナー詳細 1.LBOとは何か?
   ・LBO市場の概要(米・欧・アジアの各市場別全体像を捉える)
   ・クレジットサイクルとLBO
   ・メリット/デメリット

2.格付け機関の視点
   ・米国型LBOと欧州型LBO
   ・ディフォルト率の推移
   ・コベナンツの重要性
   ・コベナンツの変化、変遷

3.LBOファイナンスの投資機会とリスク
   ・CDS/株価への影響
   ・収益の源泉はここ。ヘッジファンドの手法に習う
   ・投資家にとってのリスク

4.まとめ
   ・LBOの次の候補とその属性
   ・LBOの欧米最新情報のアップデート
   ・日本市場へのインプリケーション

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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