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クレジット・デリバティブの最先端

市場動向から投資事例、規制を含む利用上の論点、今後の課題まで
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2007-02-21(水) 13:30~16:30
講師 メリルリンチ日本証券株式会社
法人顧客グループ グローバル ストラクチャード クレジット プロダクツ ディレクター
矢島 剛 氏

95年慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現 三菱東京UFJ銀行)入行。98年ソシエテジェネラル(SG)証券、クレジット・デリバティブ業務立ち上げ。SGは99年クレジット・デリバティブ商品1位(AsiaRisk誌、AR)。01年BNPパリバ証券会社にてデスクを立ち上げ商品開発等を行う。初の日本企業アービトラージCDO「セレナ」組成。02年、指数「CJ50」を開発。BNPPは02年、クレジット・デリバティブ部門1位(Greenwich Survey)、シンセティックCDO(SCDO)1位(Interbank Derivatives Survey)、03年、SCDO1位(IDS)、04年、クレジット・デリバティブ総合1位、SCDO1位、インデックス1位(以上IDS)、SCDO1位、CLN1位(以上End-user Survey、AR)、05年、ハウス・オブ・ザ・イヤー、CDO1位、CLN2位(IDS)を獲得。06年5月より現職。著書に『CDO』(金融財政事情研究会、2003年)。「日経金融新聞」、「週刊エコノミスト」「きんざいWeekly」等に執筆。ブルームバーグ、日経CNBC等に出演。経営学修士。

概要 急速に拡大するクレジット・デリバティブ市場は、スワップ市場規模が約26兆ドル(2006年央)に達するなど、近年その成長が加速している。さらに金融機関や機関投資家にとっては、クレジット投資やヘッジの効率的なツールとして、ますますその重要性が高まっている。
本講演では、内外で関心の高まるクレジット・デリバティブ市場の最新動向について、市場の実態と、基本的取引から高度な商品に関する仕組みと特徴について、豊富な投資事例を交えて、平易に解説を行う。また、実務者にとって関心の高い、契約書のポイント、格付け、リスク管理、プライシング等、取引上の留意点を多様な観点から詳説する。さらに、新BIS規制後の投資家動向等について考察するとともに、クレジット・デリバティブ市場の課題、活用法について検討を加え、今後の展望を行う。
セミナー詳細 1.クレジット・デリバティブ市場動向
   (1)クレジット・デリバティブ市場の概要
   (2)「持続的拡大」:2006年から2007年の動向
   (3)市場参加者
   (4)取引銘柄の増加とプライシング例

2.クレジット投資の最新事例
   (1)クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)
   (2)クレジット・リンク債(CLN)
   (3)ファースト・トゥ・デフォルト・バスケット(FTD)
   (4)CDO(債務担保証券)
   (5)マネージド型CDOとCDOオブABS
   (6)インデックス

3.クレジット・デリバティブ利用上の論点
   (1)契約書:ISDA契約書、信用事由、決済方法
   (2)格付け手法とモデル:CDO、FTD、CPDO
   (3)リスク管理手法
   (4)プライシング1:CDSの時価評価
   (5)プライシング2:CDOの時価評価、コリレーション(相関)
   (6)新BIS規制:格付けとリスク・ウェイト
   (7)クレジット・デリバティブ利用上の論点まとめ

4.今後の課題
   (1)日本市場の信用スプレッドと需給要因
   (2)市場の変動性、コリレーション変化
   (3)新商品開発と持続的発展性、CPDO、ローンCDS
   (4)社債、ローン市場との関係
   (5)時価評価、リスク管理上の対応
   (6)活用手法の高度化
   (7)市場展望

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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