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金融ビジネスにおけるITを活用したマーケティング戦略

コスト削減から成長戦略に向けたIT投資へ、事例を交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2007-02-22(木) 13:30~16:30
講師 ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン株式会社
プリンシパル
小塚 裕史 氏

89年京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程卒業、株式会社野村総合研究所入社。金融機関向けのシステム開発、情報サービスの立ち上げ、システムコンサルティングに従事。00年ジェミニコンサルティング入社、03年業務統合に伴い、ブーズ・アレン・ハミルトン株式会社へ入社して現職。金融機関向けには、リテール向け新商品開発、店舗戦略、CRM戦略の構築等、リテールマーケット向けのプロジェクトに参画。IT関係としては、全社の業務・システム改革(トランスフォーメーション)プロジェクト、M&Aにおけるシステム化計画の支援、IT戦略構築等、多数のプロジェクトに参画。戦略立案だけではなく、顧客に対する成果を出すところまで支援するコンサルティング・スタイルを実践している。

概要 この数年来、IT投資はコスト削減が主目的に行われてきたが、景気の回復に伴い、成長戦略に向けたIT投資が積極的になされるようになってきている。金融ビジネスにおいても、それは例外ではなく、他社との差異化を図っていくためには、効率化の追求のみならず、新しい商品・サービスを投入していくことが必要となっており、そのためのシステム基盤の整備が急がれている。
例えば、銀行における投信・保険の窓販、新型の住宅ローン等による商品の追加、資産運用サービス、信託サービス、富裕層向けサービス等の新しい顧客サービスの追加により、販売方法が複雑となり、顧客管理も複雑なものになってきた。担当営業や窓口担当は、次々と新しい商品・サービスの販売方法を覚えなければならず、また、顧客の保有財産、保有商品の管理も複雑になりつつある。
さらに、コールセンター、インターネット、窓口業務、代理店営業など、販売チャネルが多様化するなかで、こういった一連の顧客情報をどのように管理し、それをどのように生かしてマーケティングへつなげて行くかが非常に重要となってきている。一方で、顧客向けへのマーケティング活動を活性化しすぎると、顧客からマイナスの評価を受けたり、情報セキュリティの問題が浮上することになってしまう。
本講演では、金融機関における商品・サービスの増加傾向、主要な成長戦略・マーケティング強化に向けたIT投資の事例を紹介し、金融機関が今後展開するマーケティング戦略と、ITをどのように活用するのか、について議論したい。
セミナー詳細 1.金融機関を取り巻く新たな新しい商品・サービス
   ・欧米での先進事例 
   ・日本での先進事例 
   ・今後の方向性

2.IT投資の傾向(他業界の事例も含めて)
   ・最近における、IT投資の方向性 
   ・マーケティング戦略におけるIT投資

3.マーケティング戦略に対するIT投資
   ・金融機関における、システム構成の特徴
   ・IT投資の対象領域
   ・マーケティング戦略との融合
   ・投資対効果の考え方
   ・IT設計・開発の進め方

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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