製薬業界のビジネスモデル変化~業界再編と新規価値提供ビジネスの創出~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2001-06-20(水) 13:30~16:30 |
講師 |
日本ロシュ株式会社 医薬マーケティング本部 グローバルビジネス(抗肥満薬)担当 小川 佐千代 氏
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セミナー詳細 |
現在、ネットやゲノムの台頭による激しいScrap & Buildの波が製薬・医療産業産業構造を急激に変化させている。そうした中、新しいビジネスモデルを持つ企業が出現してきている。それは主に新規参入者が中心であるが、旧来企業でもそのおかれる状況が厳しくなっており、新しい事業定義、ビジネスモデル変革が必要になっている。特に旧来の大手企業にとって、異業種からの参入者がもはや、既存の競合以上に恐るべき競合になっていきているケースがある。このセミナーでは、製薬・医療産業において、一体何がおこっているのかをその要因とともに明らかにする。次に将来を予測する。最後に、そうした検討を背景に、製薬企業や卸などの産業関係者に対し提言を行う。 講義詳細 1.製薬・医療産業のビジネス形態変化 ~ 何がおこり始めているか (1)業界でScrap & Buildが起こっている (2)インターネットと規制緩和がビジネスを変える (3)空間市場化がビジネス形態変化を促進している (4)製薬・医療産業を支えてきた3つの前提の崩壊 2.ビジネス形態変化分析のフレームワーク (1)BL・VCモデルでビジネス形態を見る (2)ビジネスモデル分析 3.製薬・医療産業のビジネスモデル変化事例 (1)全BLを持つ類型 ~インテグレータ型 :ロシュ社 ~VC拡散 :メドコ社、 卸各社の介護ビジネス参入 ~バーティカルインテグレータ (2)特定BLを依存する類型 ~コンテンツ依存型 :クインタイルズ社 ~インフラ依存型 :ドラッグストア・ドットコム社 (3)特定BLメインな類型 ~コンテンツメイン型 :アムジェン社 ~インフラメイン型 :デコードジェネティクス社 ~プラットフォームメイン型 :マイ・メディプロ 、Yet2.com、physicianNet.com、Skila社 テレメディシングループ、ドクターネット社、メディカルプロダクツ社、 ケアネットバーティカルネット社、ヘルシオン・ウェブエムディ社 4.製薬・医療産業のビジネス形態変化:まとめ (1)各類型のメリット・デメリットと成立条件 (2)大手グローバル製薬企業の動向 5.製薬・医療産業の将来を予測する (1)環境も大きく変化する (2)ビジネス形態に与える影響は? (3)産業構造変化予測 (4)将来出現しうる新規ビジネスの例 6.提 言 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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