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CDO市場の最新動向

最新事例を含む市場の現状、投資動向、クレジット・デリバティブからサブプライム問題の影響まで
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2007-11-14(水) 13:30~16:30
講師 メリルリンチ日本証券株式会社
法人顧客グループ グローバル ストラクチャード クレジットプロダクツ ディレクター
矢島 剛 氏

95年慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現 三菱東京UFJ銀行)入行。98年ソシエテジェネラル(SG)証券、クレジット・デリバティブ業務立ち上げ。SGは99年クレジット・デリバティブ商品1位(AsiaRisk誌、AR)。01年BNPパリバ証券会社にてデスクを立ち上げ商品開発等を行う。初の日本企業アービトラージCDO「セレナ」組成。02年、指数「CJ50」を開発。BNPPは02年、クレジット・デリバティブ部門1位(Greenwich Survey)、シンセティックCDO(SCDO)1位(Interbank Derivatives Survey)、03年、SCDO1位(IDS)、04年、クレジット・デリバティブ総合1位、SCDO1位、インデックス1位(以上IDS)、SCDO1位、CLN1位(以上End-user Survey、AR)、05年、ハウス・オブ・ザ・イヤー、CDO1位、CLN2位(IDS)を獲得。06年5月より現職。著書に『CDO』(金融財政事情研究会、2003年)。「日経金融新聞」、「週刊エコノミスト」、「きんざいWeekly」等に執筆。ブルームバーグ、日経CNBC等に出演。経営学修士。

概要 CDO(債務担保証券)は、急激かつ持続的に拡大している。その背景には、低金利・低スプレッドの厳しい投資環境とクレジット・デリバティブ市場の爆発的成長がある。グローバルのクレジット・デフォルト・スワップ市場規模は約34兆ドル(2006年末)となり、2003年以降連続して前年比倍増を記録している。
本講演では、クレジット投資の主要資産クラスとなったCDOについて、その最新動向を解説する。CDO市場の最新の状況を投資家動向や実際の取引事例をふまえて概説する。また、CDOに関連の深いクレジット・デリバティブ市場とその商品例についても紹介するとともに、CDOの格付の考え方と特徴、リスク管理、価格評価等広範なトピックを網羅する。さらに、グローバル市場におけるサブプライム問題との関連について、CDOを通して考察する。最後に市場の今後の展望についての議論を加える。全般を通じて、実務上の要請に応えるべく平易な解説とともに詳細な説明も加える。
セミナー詳細 1.CDOとは
   (1)CDOとは
   (2)CDOの仕組み
   (3)CDO投資家
   (4)CDOの多様性

2.CDOの最新事例
   (1)スタティックCDO
   (2)マネージドCDO
   (3)CDOオブABS
   (4)CDOオブCDO

3.クレジット・デリバティブ
   (1)CDOとクレジット・デリバティブの関係
   (2)CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)
   (3)CDS市場の概要
   (4)CDS契約書と信用事由
   (5)決済方法(現物決済、現金決済)
   (6)その他のクレジット・デリバティブ(CLN、FTD)
   (7)クレジット・デリバティブの特徴

4.CDOの論点
   (1)格付け手法(モンテカルロ・シミュレーション)
   (2)CDOモニタリングとリスク管理手法
   (3)時価評価とプライシング手法
   (4)コリレーション市場
   (5)サブプライム問題の影響
   (6)マネージドCDOにおける運用会社選定基準リスト

5.今後の展開
   (1)クレジット市場の展開
   (2)BIS規制の影響と格付け
   (3)リスク管理の方向性
   (4)クレジット・デリバティブ市場の発展と流動性
   (5)市場発展の方向性

6.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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