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金融機関のマネーロンダリング対応高度化に係る実務と論点

リーディング・プラクティスを踏まえて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-02-20(水) 13:30~16:30
講師 あずさ監査法人
KPMG FMG事業部 パートナー
内 聖美 氏

あずさ監査法人
KPMG FMG事業部 シニアマネジャー
山崎 千春 氏

【内氏】
83年大手邦銀に入行。日本及び米国で市場リスク運営・管理関連業務のほか、信用リスク・流動性リスク・事務リスク等の主要リスク管理に係る態勢構築・高度化、統合的なリスク管理態勢構築に従事。99年朝日監査法人(現 あずさ監査法人)入社。主に金融機関を対象とした内部管理・リスク管理態勢構築・高度化、内部監査機能の高度化に係るアドバイザリー業務に従事。統合リスク管理態勢の構築から信用・市場関連・流動性・オペレーショナルといった個別主要リスク分野についての構築・高度化等、幅広いサービスを提供。その対象もメガバンクグループをはじめ、信託銀行・系統金融機関・政策金融機関・地方銀行・第二地方銀行・外国銀行・信用金庫・証券会社・保険会社と、金融機関全般にわたる。また、地銀協・第二地銀協・国際銀行協会・日本監査役協会・金融財政事情研究会や個別金融機関の経営会議等における研修講師をはじめ、講演・セミナー、執筆活動など多数。金融財政事情研究会における金融機関内部監査人養成スクールの講師も担当。

【山崎氏】
89年大手邦銀に入行。市場関連リスクに係るリスク管理体制整備・構築、オペレーショナル・リスク計量化・高度化、統合リスク管理態勢構築等の業務に従事。01年にITコンサルティング会社に入社し、金融リスク管理に係る大手邦銀向けALM・市場リスク管理システム再構築支援、大手商社財務部門のフロント・ミドル・バックオフィス統合システム構築に従事。06年にあずさ監査法人に入社後は、大手金融機関向けのアンチ・マネーロンダリング態勢の構築支援を始め、統合リスク管理態勢構築支援、苦情管理態勢高度化支援等多数のアドバイザリー業務を実施。米国CFA認定証券アナリスト、米国ACAMS認定AMLスペシャリスト。

概要 マネーロンダリングは、国際的なレベルで極めてプライオリティの高い金融機関経営上の課題として認識されている。今後、国内でもアンチマネーロンダリング(AML)規制強化の流れは一層加速され、本邦金融機関としても、これまで以上の対応が求められることが必至の状況となっている。
本講演では、まず、マネーロンダリング対応として何が求められているのかをグローバルな観点から改めて整理した上で、それが本邦の規制にどのような影響を与えるのか、今後の規制の方向性はどのようなものとなるのかについて考察する。
次に、先行する欧米の金融機関のリーディング・プラクティスを踏まえたうえで、KPMGが開発したAMLの管理フレームワークについて紹介し、金融機関が取組むべき態勢整備の全体像を概説する。
最後に、世界的な情勢や先進事例を踏まえて、今後本邦の金融機関として、何をどのように取組むべきかについての手順を具体的に検討していく。特に本邦の商習慣などを踏まえた論点・留意点についても考察する。
セミナー詳細 1.マネーロンダリング対応とは
   ・マネーロンダリングの現状
   ・国際的な対応状況
   ・本邦における規制状況と今後の方向性

2.リーディング・プラクティスのポイント
   ・管理のフレームワーク
   ・ガバナンスと戦略
   ・AML固有のコントロール
   ・コンプライアンス・モニタリング
   ・人材

3.金融機関に今後求められる対応
   ・行内の推進態勢
   ・高度化手順
   ・本邦における対応の論点・留意点

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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