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保険負債の時価会計の基礎と最新動向

Discussion Paperの議論を中心として
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-03-04(火) 13:30~16:30
講師 新日本監査法人
金融部 社員 公認会計士
橋上 徹 氏

88年一橋大学卒業。大手監査法人マネージャー、大手保険会社主計部・調査部を経験後、新日本監査法人に入所。Ernst&Young Amsterdam駐在を経て、04年新日本監査法人金融部に帰任。現在、新日本監査法人 社員(パートナー)公認会計士、米国公認会計士、情報処理システム監査技術者、社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、法学修士。金融庁第三分野保険の責任準備金等積立/事後検証ルール委員(元)・企業会計基準委員会 特別目的会社・信託専門委員会委員・国際対応委員会/保険WG委員、日本公認会計士協会 金融商品取引法PT委員長・監査実務保証委員会 SPC・信託専門委員会委員・IASB専門委員会委員、日本公認会計士協会東京会税務委員会委員・国際交流PT副委員長など。2006年臨時国会衆議院信託法案有識者参考人。著書として『金融機関の内部統制』(きんざい)のほか執筆、講演等多数。

概要 2007年5月、"Preliminary Views on Insurance Contracts"と題するDiscussion Paperが国際会計基準審議会(IASB)から公表された。この内容は、保険会社の保険負債に時価会計を導入するものであるが、負債にまで時価会計を導入する試みは会計基準の大きな転換であるとも言えよう。
本講演では、国際会計基準の中でも理解が難しいと言われる保険負債の時価会計に関してDiscussion Paperの内容を紹介するとともに、現行の保険会計の基礎についても解説を行う。
セミナー詳細 1.日本の保険負債の会計の基礎
   (1)生命保険
   (2)損害保険

2.米国の保険負債の会計の基礎

3.Discussion Paperの概要
   (1) 「保険(契約)」の範囲
   (2)保険負債の認識と認識の中止
   (3)保険負債の測定-時価
   (4)「顧客関係」-保険会計特有の概念
   (5)新契約費の処理
   (6)保険会社が保有する資産の処理
   (7)再保険資産の処理
   (8)預金要素と保険要素の分離処理(アンバンドリング)
   (9)保険会社の信用特性の負債への反映
   (10)有配当の保険契約の処理
   (11)その他

4.全面時価会計導入の兆候

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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