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海外拠点あるいは複数拠点の内部監査における実務上の留意点

CSAの導入等を含む
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-08-07(木) 13:30~16:30
講師 株式会社プロティビティジャパン
Associate Director 米国公認会計士 公認内部監査人 公認不正検査士
粟野 友仁 氏

株式会社プロティビティジャパン
Senior Manager 米国公認会計士 公認内部監査人 内部統制評価指導士
渡辺 知子 氏

【粟野氏】
90年慶應義塾大学経済学部卒、外資系金融機関内部監査スーパーバイザー、アンダーセン/朝日監査法人(現あずさ監査法人)ビジネスリスクコンサルティング事業部マネジャーを経て、03年プロティビティジャパン入社。内部監査アウトソーシング・コソーシング、内部監査高度化・立ち上げ支援、CSA(コントロール・セルフ・アセスメント)導入支援、内部監査品質評価(QAR)、米国企業改革法(US-SOX)対応及び内部統制報告制度(J-SOX)対応コンサルティングに従事しているほか、さまざまなテーマのクライアント向け研修会を担当。論文等として「海外拠点の内部監査を効果的に行うための留意点」(旬刊経理情報、08年4月20日号)、「企業の不正を防ぐには」(日経産業新聞ビズテク塾にて08年1月1日より7回連載)などがある。日本証券アナリスト協会検定会員。

【渡辺氏】
93年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒、外資系コンサルティング会社、大手監査法人米国事務所外部監査部門勤務を経て、03年プロティビティ米国本社入社。グローバル企業の米国企業改革法404条対応支援、内部監査に従事後、05年プロティビティジャパンに転籍。以降、主に日本企業の米国企業改革法404条対応および内部統制報告制度のグローバルプロジェクトを担当。論文等として「海外拠点の内部監査を効果的に行うための留意点」(旬刊経理情報、08年4月20日号)。

概要 独立した立場からリスク・マネジメント、コントロールおよび組織体のガバナンス・プロセスの有効性の評価、改善を行う内部監査部門の重要性は高まるばかりであるが、人材等の資源が限定される条件の下において、海外あるいは遠隔地を含む複数、多数の拠点への対応を迫られているのが実情である。例えば、企業活動のグローバル化に伴って海外の支店や現地法人等の海外拠点の内部監査・内部統制評価の必要性も高まっているが、海外拠点の規模やリスクにみあった十分な評価を実施しているといえる企業は多くないようである。
本講演は、海外拠点の内部監査や内部統制報告制度対応を中心に、その留意点等を解説するものである。限られた内部監査資源を補足する手段としてのCSA(コントロール・セルフ・アセスメント)やリスクアプローチの導入などを含め実務上の留意点に言及するほか、グローバルな内部監査体制構築に向けての留意点や成功要因について事例も交えて解説する。
セミナー詳細 1.海外拠点の内部監査実施の必要性

2.海外拠点に対する内部監査の留意点
   ~CSAやリスクアプローチの導入等を含む
   ・異なる法制度・商習慣・会計制度への対応
   ・コミュニケーションの確立
   ・物理的・文化的距離、言語の相違、時差、休日の相違への対応
   ・内部統制状況把握のための手法の導入

3.海外拠点のJ-SOX対応の留意点
   ・適切な人材の確保
   ・内部監査部員の年間作業配分
   ・独立評価者との兼任
   ・外部監査人との方針の相違

4.海外拠点の内部監査の成功要因
   ・本社監査部門の指揮統制体制
   ・グローバルな内部監査ツールを活用

5.経営者へのアドバイザーとしての内部監査

6.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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