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スクークの発行・組成・投資等に伴う日本法上の諸問題

諸外国の発行事例も踏まえて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-11-18(火) 13:30~16:30
講師 西村あさひ法律事務所
パートナー
斎藤 創 弁護士

西村あさひ法律事務所
五十嵐 チカ 弁護士

【斎藤弁護士】
97年東京大学法学部卒業後、99年西村総合法律事務所(現 西村あさひ法律事務所)入所。05年ニューヨーク大学ロースクール(LL.M.)卒業、05年ニューヨークの法律事務所勤務、06年現事務所に復帰。証券化、BISファイナンス、イスラムファイナンス、排出権取引等の各種ファイナンス商品の開発、銀行法、金商法等の金融レギュレーション、サブプライムローン問題対応等の各種金融紛争、その他種々のファイナンス案件に従事。著書は『ファイナンス法大全〔上〕〔下〕〔アップデート〕』(共著、商事法務、2003年、2006年)、「本邦金融機関によるイスラム金融参入のための日本法上の諸論点」(共著、ビジネス法務2008年8月号)、「Recent regulatory topics on Islamic finance in Japan」(共著、Asian Counsel、2008年)など。

【五十嵐弁護士】
93年慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、97年弁護士登録。07年あさひ・狛法律事務所(現 西村あさひ法律事務所)入所。06年ボストン大学ロースクール(LL.M.)卒業、07年国連NYで短期インターン後、07年現事務所に復帰。銀行法、金商法等の金融レギュレーション、イスラムファイナンス等の各種ファイナンス商品の開発、その他種々のファイナンス案件に従事。

概要 近年、全世界的にイスラム金融への注目が高まっている。その中でも、スクーク(イスラム債)については、世界的に発行額が増額しており、本邦との関係でも、トヨタフィナンシャルサービスのマレーシア現地法人によるムシャーラカ・スクークの発行が行われ、また、各種金融機関による発行、組成、投資の検討が行われる等、大きな注目を集めている。
本講演では、諸外国における各種スクークの発行事例、マレーシアを中心とする各国の証券規制・発行実務等について紹介し、かかる発行事例や規制を踏まえた上で、本邦法人が、スクークの発行、投資、組成等に関与する場合の日本法上の問題点をフィージビリティースタディー的に議論することとする。
セミナー詳細 1.イスラム金融の基本概念・基本スキーム(概説)

2.スクークの各種事例
  (1)スクーク・アル・ムシャーラカ
  (2)スクーク・アル・イジャーラ
  (3)スクーク・アル・シャリカット・メルク
  (4)プロジェクトファイナンス・スクーク

3.マレーシア他諸国における発行実務及び法規制の動き

4.本邦法人によるスクーク発行・アレンジと業務規制、法的留意点
  (1)スクークの性質試論
  (2)スクーク発行のフィージビリティースタディー
  (3)銀行本体・銀行子会社・現地子銀行によるスクーク発行・アレンジと銀行業務規制
  (4)その他イスラム金融と法改正・最新情報

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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