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【金融基礎講座】英文融資契約の基礎

欧州の契約書雛型(LMA)の解説を中心に、JSLA契約書雛型との比較など
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-12-03(水) 13:30~16:30
講師 東京青山・青木・狛法律事務所/べーカー&マッケンジー
パートナー
外国法事務弁護士
ギャビン・ラフテリー 弁護士

東京青山・青木・狛法律事務所/べーカー&マッケンジー
鷹取 康久 弁護士

【ラフテリー弁護士】
95年オーストラリアボンド大学卒業(LL.B)、97年カレッジ・オブ・ロー卒業(Graduate Diploma in Legal Practice)、98年ニュー・サウス・ウェールズ州、クイーンズランド州及びオーストラリア最高裁判所(連邦裁判所制度)弁護士登録、03年イングランド及びウェールズ弁護士登録。07年東京弁護士会外国法事務弁護士登録。01年東京青山法律事務所に入所し、04年8月から06年9月にかけてBaker & McKenzieロンドンオフィスに勤務。取扱業務はデリバティブ、排出権取引、カーボン・ファイナンス、証券化、その他ストラクチャードファイナンス案件、ローン及びクレジットファシリティ、買収ファイナンス、ECA(国際協力銀行及び日本貿易保険を含む)制度融資、金融商品開発。日本の金融及びカーボンマーケットに関する論文を多数執筆し、最近ではIFLR2008 Guide to Japan に日本のカーボンマーケットに関する論文を共著。日本語に堪能。

【鷹取弁護士】
93年慶応義塾大学法学部法律学科卒業。93年から99年まで株式会社第一勧業銀行に勤務し、主にコーポレートファインナンス及び不良債権の管理回収業務を担当。02年に弁護士登録(東京弁護士会)し、東京青山・青木法律事務所に入所。07年ボストン大学ロースクール卒業(LL.M in Banking and Financical Law)。同年8月より08年8月にかけて欧州三井住友銀行(所在地ロンドン)及びBaker & Mckenzieロンドンオフィスにて研修し、主に英国PFI、欧州・中東マーケットにおけるプロジェクトファイナンス及び買収ファイナンス案件に従事。08年9月より現事務所に復帰。主な取扱分野はプロジェクトファイナンス、PFI、買収ファイナンス、リース、アセットファイナンス、資産流動化その他のストラクチャードファイナンス案件、IPO、証券発行にかかる開示業務等。

概要 近年国外案件はもちろん、国内案件においても、銀行取引約定書をベースとしない英米型融資契約書の利用頻度が急速に高まっている。一方で、こうした契約書に対する関係当事者の理解は必ずしも十分なものといえない状況と思われる。
かかる事情を踏まえて、本講義は欧州におけるスタンダードモデルであるLoan Market Association(LMA)の融資契約書雛型を主な題材として、改めて英文融資契約の基礎について解説を行うとともに、実際に国外案件等においてLMAの雛型をベースとした融資契約を締結する場合の注意点を整理するものである。また、LMAの融資契約書雛型と国内のシンジケートローンで多く利用される日本ローン債権市場協会(JSLA)の融資契約書雛型との比較検討を行う。
セミナー詳細 1.英米型融資契約の基礎
   (1)英米法の基本的なコンセプトと英米型融資契約の基本構造
   (2)英米型融資契約書の普及状況とその理解の重要性

2.LMA融資契約書雛型の解説
   (1)LMAの活動内容及び組織体制
   (2)LMA融資契約書雛型の概観及び注意点
     ①契約書の構造及び主要条項・コーポレートファイナンス契約書雛型・レバレッジドファイナンス契約書雛型
     ②JSLA融資契約書雛型との相違点
     ③担保契約その他関連契約との関係
     ④国際取引における注意点
     ⑤当事者間のパワーバランスと融資契約書条項のトレンド

3.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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