機関投資家から見た不動産金融商品化~その問題点と対応について~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2001-03-28(水) 13:30~16:30 |
講師 |
明治生命保険 不動産投資部長 山内 正教 氏
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セミナー詳細 |
不動産が金融商品としてみなされるようになり、数多くの不動産関連金融商品の販売や投資が行われている。しかし、不動産が非常に手間のかかる現物資産であり、従来の金融的手法をそのまま適用することはできないという認識は未だに充分ではないように思われる。不動産を金融商品としてみなした場合、各々の不動産は他の金融商品と比べてはるかに複雑なキャッシュフローの構成要素を有することは明らかであるが、これらの個別要素が不動産価値評価に適格に反映されなければ結果的に不動産金融商品化は行き詰まることになるものと危惧される。このセミナーにおいては、不動産のプロ投資家(機関投資家)としての視点から、不動産金融商品化の現状を評価・批判し、その望ましいあり方を模索するとともに、不動産価値に影響を与える要素について概観した後、不動産の具体的な評価手法について述べたい。 講義詳細 1.不動産金融商品化にあたっての留意点 (1)賃貸借契約 (2)建物の性能、大改修、耐用期間 (3)所有形態 (4)不動産管理・報告能力 2.不動産金融商品化の現状と問題点(批判) (1)J-REIT (2)ノンリコース・ローン (3)不動産投資顧問 (4)投資基準(DCF、収益還元法、インデックス等) 3.機関投資家(生保)の今後の不動産投資への対応 (1)背景・事業環境 (2)投資戦略 (3)今後の投資対象 4.個別の不動産のリスクを厳密に評価した価値決定手法 (1)ディスカウント・キャッシュフロー法 ~概説と他評価手法との比較 (2)資本コスト (3)キャップレート (4)ケーススタディ 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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