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【金融実務基礎講座】プライベートエクイティファンドの基礎

交渉上の留意点や規定例など、具体的な実務を念頭に
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-01-14(木) 13:30~16:30
講師 森・濱田松本法律事務所
高橋 可奈 弁護士

森・濱田松本法律事務所
東 陽介 弁護士

【高橋弁護士】
06年東京大学法学部卒業。07年弁護士登録(第二東京弁護士会)。ストラクチャードファイナンス及びプライベートエクイティの分野を中心とした各種金融・証券化取引を主な業務範囲としている。

【東弁護士】
04年東京大学法学部卒業、06年同大学法学政治学研究科法曹養成専攻修了。07年弁護士登録(第二東京弁護士会)。M&Aを中心とする企業法務全般を業務範囲としている。

概要 本講義は、様々な投資ファンドの中でも、特にベンチャーキャピタルファンドやバイアウトファンドといった未公開株式を投資対象とするプライベートエクイティファンドについて、これらの運用実務に今後携わろうとする実務家や、これらに関する法律知識の網羅的な再確認を望む実務家、そのほか、業務上の要請等から関心を有する実務家を対象に、ファンドの運用者または投資家として是非とも知っておくべき基本的なリーガル・イシューを平易に解説するものである。
本講義では、わが国におけるベンチャーキャピタルファンドやバイアウトファンドの多くにおいてビークルとして選択されている投資事業有限責任組合(LPS)を専ら念頭に置き、ファンドの性格や運用方法を決定する根本規範である組合契約にフォーカスして、組合契約に規定される内容とはどのようなものか、そして、組合契約締結に至る交渉過程においてどのような点に留意するべきなのかについて、経済産業省が公表している投資事業有限責任組合モデル契約や実務上用いられる具体的な契約規定例を参照しながら説明する。実務に必須の法的知識を提示するのみならず、ファンドの組成時における契約交渉の在り方等について具体的なイメージを喚起しつつ、解説を行うこととする。
セミナー詳細 1.プライベートエクイティファンド(概観)
   (1)「プライベートエクイティ」、「ベンチャーキャピタルファンド」、「バイアウトファンド」
   (2)ビークルの選択
   (3)LPSの基本的構造・留意点

2.プライベートエクイティファンドにおいて留意すべき法的諸問題
   (1)ファンドに適用される法規制(金商法・金販法・犯収法等)の概要
   (2)重要概念の整理

3.組合契約締結前・締結時
   (1)組合契約の締結前・締結時における法的規制
   (2)ファンドへの追加加入者の取扱い

4.投資家による出資の履行に関連する組合契約上の規定

5.ファンドによる投資に関連する組合契約上の規定
   (1)投資先に関する法律上の制限
   (2)投資ガイドライン、投資委員会、キーマン条項

6.投資家によるモニタリングに関連する組合契約上の規定
   (1)投資家のモニタリング権限
   (2)アドバイザリー・コミッティー

7.ファンド運用者の利益相反に関連する組合契約上の規定
   (1)利益相反行為に関する金商法上の規制
   (2)利益相反行為を規律する契約上の工夫

8.ファンド運用者に対する報酬に関連する組合契約上の規定
   (1)管理報酬と成功報酬
   (2)管理報酬の減額に関する規定

9.ファンドが獲得したリターンの分配に関連する組合契約上の規定
   (1)投資家に対する分配
   (2)ファンド運用者に対する成功報酬(ハードルレート、クローバック)

10.脱退・除名・解散に関連する組合契約上の規定

11.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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