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中小企業金融円滑化法施行に伴う金融円滑化対応の態勢整備と留意点

検査・監督の視点から具体的に解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-05-21(金) 13:15~16:15
講師 弁護士法人御堂筋法律事務所
川西 拓人 弁護士

のぞみ総合法律事務所
吉田 桂公 弁護士

【川西弁護士】
02年京都大学法学部卒業、03年弁護士登録・弁護士法人御堂筋法律事務所入所、08年金融庁検査局出向(金融証券検査官、専門検査官)、10年弁護士法人御堂筋法律事務所復帰。著書等として、「利益相反管理態勢の整備等に関する検査マニュアルの一部改定について」(週刊金融財政事情、09年5月25日号)、「利益相反管理態勢の整備等に関する検査マニュアルの概説」(旬刊金融法務事情、09年6月15日号(1869号))。

【吉田弁護士】
03年東京大学法学部卒業、04年弁護士登録・のぞみ総合法律事務所入所、06年日本銀行決済機構局出向(決済企画担当)、07年金融庁検査局出向(金融証券検査官、専門検査官)、09年のぞみ総合法律事務所復帰。現在、第二東京弁護士会・金融商品取引法研究会、同・民事介入暴力被害者救済センター運営委員会、同・国際委員会、同・民法改正問題検討プロジェクトチームに所属。著書等として、「「貸出条件の変更に向けた緩和債権の見直しについて」(事業再生と債権管理、124号)、「特集 改正法施行後の利益相反管理態勢勢整備の具体的実践―3つのテーマを例として―」(旬刊金融法務事情、09年6月25日号(1870号))、「業法から迫る顧客保護~座談会 法令・監督指針・検査マニュアルの読み方・使い方(1)~(3)」(週刊金融財政事情、09年12月14日号~10年1月4日・11日号)、『Q&Aそこが知りたい金融円滑化対応のポイント』(10年、きんざい)ほか多数。

概要 「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」(中小企業金融円滑化法)の金融機関の態勢整備義務に関する部分が本年2月1日より施行され、これに伴う「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律に基づく金融監督に関する指針」及び「金融検査マニュアル・金融円滑化編チェックリスト」の改訂部分も同日より施行されている。また、金融円滑化管理に関する金融機関の自律的な態勢強化等を促す観点から、平成21年12月17日に「金融円滑化に係る金融検査指摘事例集」が公表されている。
本法の施行に関しては昨年来、大きな議論を惹起してきたところであり、特に実務面では検査・監督対応に対する関心も高いところであるが、既に一部の金融機関に対して金融庁検査も開始されており(平成22年3月現在)、本格的な対策は喫緊の課題となっている。
本講演では、当該検査マニュアル改訂等を含め、最近まで検査官として金融検査に携わった講師両名の立場から、金融円滑化管理における態勢整備の留意点について、検査・監督の視点を交えながら解説する。金融検査指摘事例集のほか、想定される現実の実務の場面をイメージしつつ、できる限り具体的に解説を行う。
セミナー詳細 1.中小企業金融円滑化法が求める管理態勢
   ~監督指針、検査マニュアルも踏まえて~
   (1)態勢の全体像
   (2)本店における態勢整備
   (3)営業店における態勢整備

2.態勢上の留意点
   (1)独占禁止法上の問題点
     ・他の金融機関との連携
     ・優越的地位の濫用
   (2)顧客情報の授受(守秘義務)
   (3)対象外債務の取扱い  など

3.検査・監督の主な着眼点
   ~問題事例・評価事例の検証、検査指摘事例集を踏まえて~
     ・求められるコンサルティング機能とは
     ・顧客説明にかかる具体的な留意点
     ・記録作成の程度・方法など

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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