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債権法改正の保険契約実務への影響と保険契約に関連する近時の重要問題

法制審議会の最新の議論や保険約款に影響を与える近時の問題を踏まえて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-08-03(火) 13:30~16:30
講師 弁護士法人三宅法律事務所
渡邉 雅之 弁護士

金融規制法及び保険法に関連する案件を専門とする。東京大学法学部、コロンビア大学ロースクール修士課程(LL.M.)。関連著作として、「消費者契約法10条に関する近時の重要判例の分析」(2009年12月1日号、NBL918号)、「保険約款への暴力団排除条項の導入」、「団体年金保険と介入権」(2010年5月25日号、金融法務事情、第1898号)。

概要 昨年11月から法制審議会民法(債権関係)部会が開催され、民法(債権法)改正に向けた議論が進展している。この点、債権法改正の銀行法務に与える影響については、実務家や弁護士が多数の論稿や著作で検討されているが、債権法改正が保険契約に与える影響の検討については、ほとんどなされていない。
本講演においては、債権法改正の重要論点について解説するとともに、それが保険契約実務や保険約款にどのような影響を与えるのかについて分析する。
また、無催告失効条項を不当条項とする判例の分析をはじめ、保険約款上の規定を消費者契約法の観点から分析し、さらに、保険法上の実務上の諸問題に関して、詳細に検討する。保険約款への暴力団排除条項の導入の可否等の残された問題に関しても、保険法の観点から具体的に検討する。
セミナー詳細 1.債権法改正の保険契約実務に与える影響
   (1)約款の組み入れ要件と保険契約時の情報提供・説明義務
   (2)約款の不当条項規制と保険約款
   (3)約款の条項使用者不利益解釈
   (4)不実告知と保険契約者・被保険者の告知義務
   (5)契約の解除に関する改正の保険契約の解除に与える影響
   (6)継続的契約や第三者のためにする契約に関する改正の保険契約に与える影響
   (7)債権時効と保険法上の時効の関係
   (8)その他の改正の保険契約に与える影響

2.保険契約に関連する近時の重要問題
   (1)無催告失効条項を不当条項とする判例の分析をはじめとする保険約款の消費者契約法の観点からの再検討
   (2)保険約款への暴力団排除条項の導入
   (3)その他

3.質疑応答/ディスカッション

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