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公的機関等におけるシステムリスク管理態勢

政府系金融機関、独立行政法人、特殊法人などに特有の論点や民間との対比など
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-11-25(木) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

横浜市立大学商学部卒業。政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、08年に監査法人トーマツ入社。金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している。大手銀行、大手証券会社、大手保険会社、J-REIT向けにシステムリスク管理高度化プロジェクトやIT統制構築支援業務を実施の他、信用リスク管理に関しても、パラメータ推計プロセス、リスクアセット計算プロセス高度化支援を経験している。主な著作は「自己資本比率算定プロセスに潜むデータリスク」(金融財政事情、08年 10月13日号)。公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、内部統制評価指導士(CCSA)。

概要 政府系金融機関あるいは独立行政法人、特殊法人などの公的機関においては、数年来、急激な改革がなされてきたが、環境激変下にあって、先行きはさらに混沌としている。また、政府系金融機関を例にとれば金融庁検査対象となっていること、資本(出資金)や基金の位置付けの問題、政策変更リスク、独特の組織体制(ガバナンス)など、民間金融機関や民間企業とは大きく異なる特性を有するところ、リスク管理態勢整備等においても特有の検討が必要であると考えられる。
こうした状況のなか、組織全体の内部管理体制については、従来以上に、また、民間の金融機関等と同様の態勢整備が求められる傾向もあり、近時、その対応は大きな課題となっている。
一方で、システムリスク管理等の面では、民間の金融機関等と同等の管理が求められているが、業務の性格上、金融検査マニュアル等で求められている水準と乖離が生ずることもある。例えば銀行におけるシステム統合やシステムリスク評価・管理手法等は大いに参考になるものと思われるが、そうした事例に関する情報入手が容易ではないのも実情であろう。
本講演は、公的機関等のリスク管理、監査、企画ほか諸部門の役職者及び実務家を対象とする。システムリスク管理の現状、実務上の留意点、さらには今後の展望等について、政府系金融機関ほか公的機関に特有の事情を踏まえ、メガバンクほか民間金融機関におけるプラクティスも参考としつつ、具体的に解説する。
セミナー詳細 1.システムリスク管理を巡る現状
   ~政府系金融機関ほか公的機関を取り巻く環境激変など

2.システムリスク管理態勢整備やシステムリスク管理の実務と留意点
   ~特有の事情を踏まえて
   (0)政府系金融機関ほか公的機関に特有の事情とは
     ~特にIT企画部門に多い人事ローテーションのリスク、
       単年度予算や入札制度に起因するプロジェクト管理や投資計画のリスク、
       IT全般統制管理やEUC管理の弱さ、
       相次ぐ統廃合とシステムの組織的管理やプロジェクト監査の問題、
       システム子会社が無いためのベンダ管理の困難、その他
   (1)IT予算管理,人材管理
   (2)システム統合、集約化を含むプロジェクト管理
   (3)システム内部監査
   (4)外部委託先管理
   (5)システム管理の統合
   (6)IT全般統制
   (7)事業継続計画(BCP)

3.最新の課題と将来への示唆
   ~顧客等に関する情報管理態勢の改正監督指針への対応

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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