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IFRSがもたらす信用リスク管理実務への影響

格付制度や償却引当への影響など、今後の対応への示唆を交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-12-02(木) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ パートナー
桑原 大祐 氏

有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ シニアマネジャー 公認会計士
関田 健治 氏

【桑原氏】
東京大学工学部卒業。大手金融機関においてデリバティブディーリング、市場リスク管理、ALM担当の後、大手監査法人系コンサルティング会社を経て、07年に監査法人トーマツ入社。不動産鑑定士補。UNC Chapel Hill MBA。金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及びバーゼルⅡ対応支援を幅広く実施しており、特に信用リスク管理、統合リスク管理に関して金融機関に対する高度化支援を実施している。主な著書(共著)は『バーゼルⅡ対応のすべて』(金融財政事情研究会、08年3月)。

【関田氏】
九州大学理学部卒業、九州大学大学院理学研究科修了。監査法人トーマツ入社後、監査部門にて一般事業会社、大手銀行の会計監査に従事。会計監査以外にも大手銀行のUS-GAAP対応プロジェクト、金融機関のデューデリジェンス業務を経験。現在はコンサルティング部門にて、主にバーゼルⅡ対応支援アドバイス、市場リスク管理態勢に関する内部監査支援などを担当している。

概要 本講演では国際財務報告基準(IFRS)による影響として、先ず、金融機関等の企業への貸出に際し、当該企業のIFRSによる開示を基礎とした信用力評価について議論する。IFRS適用による企業への影響を理解したうえ、金融機関等の格付制度、スコアリングモデル、定性判断などへの影響につき、多面的に検討する。
また、金融機関自身にとっての、与信の結果として有する貸出金等に対するIFRS準拠の会計処理や開示について解説する。償却引当への影響につき、多様な考え方、手法、ケース等に基づいて、なるべく具体的に検討する。
財務諸表の利用者及び作成者の双方の立場としての金融機関等の視点から、また、IFRSを巡る最近の動きなども交えて解説を行うものである。
セミナー詳細 1.格付制度への影響
   (1)IFRSによる影響を受ける企業
   (2)格付制度への影響の概要
   (3)コンバージェンスによる影響
   (4)スコアリング(定量)モデルへの影響
   (5)定性判断への影響
   (6)IFRSへ向けた対応方針

2.償却引当への影響
   (1)期待損失アプローチの概要
   (2)信用コストの見積もりとフィロソフィー
     ~Point in time (PIT)とThrough the cycle (TTC)
   (3)信用コストの期間構造の推計
   (4)期限前償還率の推計
   (5)住宅ローンを用いたシミュレーション
   (6)IASBにおける今後の議論

3.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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