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銀行窓販の弊害防止措置をめぐる問題点と販売時の留意点

実務における事例や対応策など、全面解禁から3年の動向と現状から
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-02-16(水) 13:30~16:30
講師 アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー
出張 智己 弁護士

アンダーソン・毛利・友常法律事務所
工藤 奏子 弁護士

【出張弁護士】
保険業、信託業、銀行業、金融商品取引業等に関し、主としてコンプライアンスの観点から、各種金融規制法についてのリーガル・アドバイスを提供。また、国内の保険会社の海外進出や各種投資案件、海外の保険会社の日本進出案件(免許取得やJVの組成等を含む)等でも活躍している。東京大学法学部卒業、同大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、英国オックスフォード大学法学修士課程修了(Magister Juris(Distinction))。

【工藤弁護士】
保険業法についてのリーガル・アドバイスをはじめ、保険会社が抱える法的問題についてのリーガル・アドバイスを提供。また、主に紛争案件、クロスボーダー取引、その他一般企業法務の案件を取り扱っている。論文として、「保険窓販の弊害防止措置見直しの議論の行方と販売時の留意点」(共著、ファイナンシャルコンプライアンス、銀行研修社、2010年)ほか。早稲田大学法学部卒業、慶応義塾大学法科大学院修了(法務博士(専門職))。

概要 平成19(2007)年12月22日に銀行窓販が全面解禁されてから早くも3年が経過した。この3年間、銀行窓販に関心をよせる各種業界団体は、規制の廃止・緩和、または存置・強化を求めて様々な活動や提言等の取組みを行ってきた。それらの議論状況を概観すると、銀行窓販の弊害事例が少なからず指摘される一方で、弊害防止措置に対する現場での対応の困難性が浮き彫りとなってくる。
本講演では、全面解禁からの3年間を振り返りつつ、具体的事例を交えながら、銀行窓販の弊害防止措置が保険募集の現場で実務上ワークしているかを検証するとともに、規制内容の合理性、現場での対応策について検討する。全面解禁から「概ね3年後」に行うとされた弊害防止措置の見直しについては現時点では不透明であるが(2010年12月8日現在)、講演時点までに新たな動きがある場合については、状況に応じて可能な限り言及することとする。
セミナー詳細 1.はじめに
   (1)銀行窓販の全面解禁から3年
     ・全面解禁に至る経緯
     ・販売チャネルとして注目された理由と稼動実績
   (2)弊害防止措置の概要
     ・各種行為規制/態勢整備の要請
     ・特例地域金融機関・協同組織金融機関に関する特例

2.弊害防止措置の見直しに向けた各種団体の提言
   ~全面解禁から3年を振り返って~
   (1)銀行等業界団体の要望
     ・各種弊害防止措置の廃止・緩和
     ・生命保険募集に係る構成員契約規制の廃止
   (2)規制強化を求める声
     ・生保労連の取組(消費者モニターアンケート/窓販モニタリング等)
     ・要望書の内容
   (3)検討~銀行窓販規制の在り方について~

3.弊害防止措置の実務上の問題点と現場における留意点
   ~トラブル事例からみる対応策の検討~
   (1)問題の所在
     ・各種提言等からうかがえる弊害防止措置に対する現場での対応とその困難性
   (2)事例検討
     ・圧力募集規制(募集先制限規制/担当者分離措置/タイミング規制)
     ・非公開情報保護措置
     ・弊害防止措置簡略化の可能性と問題点~特例の適用をめぐって~
   (3)現場における対応策の検討

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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