ヘッジファンド運用のフロンティア~アービトラージ戦略の手法、リスク管理とパフォーマンス評価~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2000-12-13(水) 13:30~16:30 |
講師 |
シンプレクス・アセット・マネジメント 取締役 経済学博士 四塚 利樹 氏
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セミナー詳細 |
1998年のグローバル金融危機のあと減速したヘッジファンド投資は、最近ふたたび脚光を浴びている。とくに金融工学を駆使したアービトラージは魅力的な投資戦略だが、ファンドを購入する際には、トラックレコードだけでなく、投資機会(市場の歪み)の状況を把握しておく必要がある。また、投資対象のファンドにおいて、運用戦略の特性を反映した(イベント・リスクなどに対する)適切なリスク管理が行われているかどうかも重要である。こうした点に留意してファンドを選択するならば、グローバル危機後にみられる投資機会は、危機直前と比べてはるかに魅力的なものとなっている。 講義詳細 1.アービトラージ型(相対価値)ヘッジファンドの運用手法 (1)コンバージェンス・トレードと相対価値トレード (2)債券アービトラージとは何か (3)ワラント・転換社債アービトラージとは何か 2.債券アービトラージの手法 (1)金利スワップ・スプレッド戦略 (2)インターナショナル・スワップ・スプレッド・パリティ (3)イールドカーブ・アービトラージ (4)ボラティリティ・アービトラージ (5)国債の相対価値トレード 3.ヘッジファンドのパフォーマンス評価 (1)具体例:ワラント・転換社債アービトラージ戦略 (2)アービトラージ収益の特性 (3)トラックレコードの陥穽と投資タイミングのパラドックス (4)投資のホライズンとリスク (5)シャープ・レシオと「アービトラージのクオリティ」 4.ヘッジファンド危機と次世代リスク管理 (1)ヘッジファンドとレバレッジ (2)コピーキャットと流動性危機のダイナミックス (3)ジャンプ・ディフュージョン・モデル (4)流動性マネジメントの新しい手法 (5)リスク・リターン情報の開示 (6)リスク管理体制の重要性 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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