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【金融実務基礎講座】担保契約の基礎と実務上の留意点

事例を踏まえた担保目的物や取引類型によるポイント、契約書のサンプル条項等を交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-07-01(金) 13:30~16:30
講師 森・濱田松本法律事務所
パートナー
ニューヨーク州弁護士
江平 享 弁護士

96年東京大学法学部卒業、96年から98年日本長期信用銀行勤務。02年弁護士登録、07年コロンビアロースクール卒業、08年ニューヨーク州弁護士登録。著書・論文に“Security trust and parallel debt - how to create security in Japan for a group of creditors”(Euromoney, The Euromoney Asia-Pacific Capital Markets Handbook 2010, October 2009)、『米国会社法』(有斐閣、2009年、共著)など。金融取引を中心とする企業取引を専門とする。

概要 本講義は、さまざまな立場から担保取引に携わる実務家を対象に、担保契約に関する法律及び実務について、実際の取引に即し、基礎から応用的な実務知識までを解説するものである。
担保契約は比較的やさしい基本的な取引であるとも思われがちである。しかし、実際にはその正確な理解は必ずしも容易ではなく、時系列ごと、担保目的物ごと、取引類型ごとに、多くの押さえておくべきポイントが存在する。債権保全のための担保の重要性が再認識されている現在の経済環境の下、それぞれの立場から適切に担保契約の交渉・作成を行い、かつ、期中管理及び危機対応を行うことは、従前にも増して重要となっているといえよう。
そこで、本講義では、担保に関する基礎知識を確認した上で、具体的な条項や事例に基づきつつ、担保契約に関する実務上の留意点を体系的に解説する。
セミナー詳細 1.担保契約の基礎知識
   (1)担保権の性質
     ・普通担保と根担保
     ・倒産時の取扱
   (2)担保権の種類
   (3)担保権者複数の場合
     ・シンジケートローン
     ・劣後ローン
     ・セキュリティトラスト

2.担保契約書の検討
   ~サンプル条項等を交えて
   (1)担保権の設定
   (2)対抗要件具備
   (3)期中管理
   (4)担保権の実行(デフォルト時の対応)
   (5)担保権の譲渡
   (6)担保契約特有の条項

3.各担保目的物固有の留意点
   (1)不動産(工場財団を含む。)
   (2)債権
     ・債権一般
     ・債権の種類に応じた注意点
   (3)動産(ABL)
   (4)有価証券
   (5)その他

4.取引類型毎の留意点
   ~具体的事例を踏まえつつ
   (1)買収ファイナンス
   (2)流動化
   (3)その他

5.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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