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【金融実務基礎講座】SPVの仕組み及びヴィークル選択の留意点と会計・税務の基礎

案件に応じた適切なヴィークル選択のために、各ヴィークルの会計・税務上の論点等について、事例を交えて実践的に解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-12-13(火) 13:30~16:30
講師 太陽ASG有限責任監査法人
社員(パートナー) 公認会計士 税理士
青山学院大学会計専門職大学院
客員教授
大矢 昇太 氏

96年公認会計士第2次試験に合格し、その後、太田昭和監査法人(現 新日本有限責任監査法人)に入所。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、公認会計士登録。02年太陽監査法人(現 太陽ASG有限責任監査法人)に入所し、07年社員(パートナー)に就任(現任)。同監査法人では、主要な上場会社の金商法監査に従事するとともに、SPV監査の業務執行責任者を務め、研修企画、業務開発、IFRSプロジェクトにも携わっている。08年青山学院大学大学院(会計専門職大学院)客員教授に就任(現任)、10年度よりIFRSⅠ・Ⅱの講義を担当中。著書等として、『実務に役立つIFRS主要基準ガイド』(11年3月、税務研究会出版局、監修・共著)、『SPVの会計・税務・監査』(11年8月、中央経済社、共編著)、『ストック・オプションのすべて(第2版)』(11年9月、税務研究会出版局、共著)、『スタートアップIFRS』(11年10月、清文社 単著)他。金融機関・事業会社・税理士向けセミナー等多数。

概要 本講義は、今後知識習得を目指す、若しくは、一定の経験を有するも体系的な知識の整理・再確認を図る実務家等を対象として、証券化やファンド組成の際に必要となる各種ヴィークル(SPV:Special Purpose Vehicle)の特徴や、会計・税務上の論点等について実践的に解説するものである。
わが国では現行法上、SPVとして、民法上の組合、商法上の匿名組合、株式投資等を主たる目的とした投資事業有限責任組合、有限責任事業組合、信託法上の信託、投信法上の投資信託や投資法人(REIT)、会社法に基づく合同会社、資産流動化法に基づく特定目的会社などの様々なヴィークルが利用されている。
一方で、このようなヴィークルに内在する会計上・税務上の論点を網羅的に把握することは容易ではなく、不適切なヴィークル選択を行ってしまった場合には、想定外の税負担を受けてしまう、監査法人より倒産隔離について否定的意見を受けてしまう等々、後々不利益を甘受せざるを得なくなる可能性も拭い切れない。
本講義では、かようなヴィークルに関する諸論点を概観するとともに、具体的事例を用いて留意点を解説するとことで、案件に応じた適切なヴィークルの選択を行うための基礎・実務知識を習得することを目的とする。
セミナー詳細 1.SPVの意義・種類
   ・SPVとは何か?
   ・SPVスキーム形態ごとの特徴
    ~任意組合(NK)、匿名組合(TK)、合同会社(GK)、特定目的会社(TMK)、
      投資事業有限責任組合(LPS)、有限責任事業組合(LLP) 等

2.SPVの会計上の論点
   ~不動産型SPV・債権型SPVの各々の論点、
     主要な実務指針の概要、会計基準の平成23年改正、SPVとIFRS

3.SPVの税務上の論点
   ~NK、TK、TMK、投資法人、信託、その他に関する論点について

4.適切なヴィークルの選択と留意点
   ~具体的事例を用いて実践的に解説
   ・ヴィークル選択のポイント
   ・具体例から考えるヴィークル選択の留意点
    ~不動産・債権などのさまざまな対象資産の場合について、
      オリジネーター・投資家・レンダーなどの各主体の視点から検討

5.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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