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外部委託先管理を巡る近時の課題やその変化等と実務対応

リスクアセスメントやモニタリングを含む管理プロセスの重要性と対応策、情報管理からクラウドコンピューティングほか新たなトピックまで
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-02-21(火) 13:30~16:30
講師 デロイトトーマツリスクサービス株式会社
執行役員
野見山 雅史 氏

有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

【野見山氏】
大手システムインテグレータ、監査法人系コンサルティング会社を経て02年に監査法人トーマツ入社。10年7月よりデロイトトーマツリスクサービスの執行役員に就任。10年以上に渡りリスクマネジメントに関するコンサルティング及び監査・評価業務に従事。金融機関に対する顧客情報管理、外部委託管理、システムリスク管理等に関するコンサルティング及び監査・評価業務を多数提供している。

【田宮氏】
政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、08年に監査法人トーマツ入社。大手金融機関向けにシステムリスク管理態勢構築プロジェクトや、リスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している。主な著作は「内部不正の発生傾向と危機管理」(金融ジャーナル、2011年9月号)。公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、内部統制評価指導士(CCSA)。

概要 金融庁発出の平成23検査事務年度検査基本方針においても、外部委託先管理については引き続き挙げられており、的確な業務遂行状況を検証することが明記されている。金融機関にとって、業務の外部委託は避けられないものになっているが、コスト削減などのメリットの享受が先行し、その裏側に潜む外部委託リスクや管理手法の整備への対応はいまだ十分とはいいがたい。
こうした近年の当局の姿勢の厳格化などの動向と相俟って、金融機関内部における問題意識も高まる一方で、最前線において実務を支援する講師らの実感からは、委託先選定時の評価等に留まらず、委託品質の管理を含むモニタリングあるいはリスクアセスメント等へも現実的な課題は変遷、拡大がみられている。クラウドコンピューティングなどの新たな潮流をも見据え、当局動向とともに最先端の実務動向を把握したうえで解決策を模索していくことが極めて重要であろう。
本講演では、実務上、課題の多い委託先管理プロセスや内部監査などをとりあげるとともに、顧客情報管理やその他の事務の外部委託のみならずクラウドを含むシステム業務委託に至るまで、各種のトピックについて現実的な解決策を解説することとする。
セミナー詳細 1.リスク管理の観点からの外部委託
   ~顧客情報管理、入力・発送・計算その他事務など各種の外部委託を念頭に
   (1)最近の外部委託先管理のトピック
     ・各検査マニュアル、検査基本方針の確認
     ・外部委託選定時の評価項目の強化策
   (2)外部委託先管理のリスク管理のフレームワーク
     ・リスクアセスメント手法
      - 外部委託の固有リスクの検討
     ・モニタリングの実施
      - 管理実施状況の確認手段
      - 残余リスクの扱い
     ・外部委託先管理の内部監査
      - 内部監査実施に係る留意点

2.システム業務委託に関する外部委託先管理
   (1)システム業務委託先の管理
     ・システム業務委託のリスク特性
     ・システム業務委託に関する当局の監督・検査の動向
     ・リスク特性等を踏まえた管理のポイント
      - 開発委託の場合
      - 運用委託の場合
   (2)クラウドコンピューティングの管理
     ・クラウドコンピューティングのリスク特性
     ・クラウドコンピューティング利用に関する当局の監督・検査の動向
     ・リスク特性等を踏まえた管理のポイント

3.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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