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成長するネット保険のインパクト

~予測市場シェア別の既存チャネルへの影響度~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-08-08(水) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒。長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表。建設省、通産省の委員会委員歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。

概要 保険市場の縮小傾向は顕著になり、生き残りを賭けた業界再編成もダイナミックに進行しつつあり、大規模化したグループ間の競争はますます激化していく。日本郵政グループの再攻勢とTPP交渉での保険交渉が進行し、大きな変動要素になりつつある。必然的に、保険各社は営業職員の効率化や代理店の統廃合を進めているが、顧客ニーズとチャネルの変化に必ずしも適応し切れていない。注目されるのは、銀行窓口販売のウェイト増大や拡大するインターネット保険という新チャネルの台頭である。今回は、インターネット保険の将来に想定される市場シェアが、既存チャネルに与える影響を予測していく。今後の影響に対応した対策を考えるための参考となる内容である。
セミナー詳細 1.厳しさを増す事業環境
(1)高齢化・少子化に伴う生命保険ニーズの変化
(2)住宅・自動車の動向変化と損害保険ニーズの変化
(3)縮小市場とその攻略戦略の転換

2.チャネル動向・構成の変化
(1)既存チャネルの効率化とその限界
(2)拡大する銀行窓口販売
(3)加速するインターネット販売(生保、損保) (4)100店舖以上来店型保険チェーン登場
(5)再拡大を目指すかんぽ生命と日本郵便
(6)攻勢を掛ける共済
(7)機会を狙う外資系 
(8)新たなチャネル間連携の登場

3.既存チャネルの変化と課題
(1)営業職員チャネルと効率化対策 
(2)損保代理店チャネルと効率化対策
(3)コモディティ化と競合差別化要因の変化 (4)効率化の副産物
(5)影響度予測の前提 
(6)銀行窓口や来店型店舗の市場シェアとの相乗作用

4.ネット生保予測 【1】 橋頭保を築いた市場シェア段階
(1)市場規模(件数と保険料)
(2)ネット生保の顧客特性
(3)新規参入企業増加 
(4)生命保険と競争上の課題
(5)成功要件 
(6)既存チャネルの影響度

5.ネット生保予測 【2】 影響力拡大の市場シェア段階
(1)ネット生保のビジネスモデル多様化 
(2)生命保険と競争上の課題
(3)成功要件
(4)既存チャネルの影響度

6.ネット損保予測 【1】 影響力顕在化する市場シェア段階
(1)市場規模(件数と保険料) 
(2)ネット損保の顧客特性 
(3)ネット損保間格差拡大
(4)損害保険と競争上の課題 
(5)成功条件 
(6)既存チャネルの影響度

7.ネット損保予測 【2】 上限となる市場シェア段階
(1)ネットワークの格差拡大 
(2)損害保険と競争上の課題
(3)成功要件
(4)既存チャネルの影響度

8.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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