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オリックスの金融戦略研究

~総合金融グループの質的転換と戦略オプション~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-03-28(水) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒。長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表。建設省、通産省の委員会委員歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。

セミナー詳細 2006年度までリース業界首位のオリックスは、メガバンク系の再編攻勢と2008年のリース会計基準の変更により、ランキング順位を大きく低下させている。一方、同社はそれ以前よりリース会社の枠を超えて、不動産金融を柱として法人金融サービス・証券・保険・資産運用などの総合金融グループを目指してきた。しかし、リーマンショックで不動産金融も曲がり角に直面し、リース業界の規模と高付加価値化の競争が熾烈を極めている。展開する法人金融サービス・不動産・事業投資・リテール事業・海外事業も異質で激しい競争が待ち受けている。同社の事業内容と競争力を詳細に分析していくと、今後の見通せる未来像は異なる。総合金融グループ形成の経緯から分析し、今後の戦略展開を対比して予測する。これらの分析・予測を通じて各金融業態各社への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。

講義詳細
1.リース業界の地殻変動
(1)2007年度にランキング変動
(2)震源地はリース会計基準変更
(3)メガバンクグループが動く
(4)オリックスの位置と業績

2.2006年度以前のオリックスの事業展開
(1)リース会社の枠を超える
(2)法人金融サービス
(3)自動車
(4)レンタル
(5)不動産ファイナンス
(6)不動産
(7)保険
(8)証券
(9)クレジット
(10)べンチャーキャピタル 
(11)先物投資
(12)資産運用
(13)球団運営
(14)グループの業績

3.2010年度のオリックスの事業展開
(1)2008年リーマンショックの衝撃度
(2)金融からサービス関連までの事業ポートフォリオ戦略
(3)法人金融サービス
(4)メンテナンス、リース
(5)不動産
(6)事業投資
(7)リテール
(8)グループの業績
(9)2006年度以前との相違

4.今後想定される戦略オプション
(1)事業ポートフォリオ
(2)事業別差別化度と競争力
(3)想定される戦略オプション

5.想定戦略オプションと影響(1)法人金融サービス+リテール
(1)戦略オプション別の比重
(2)競争状況と優位性
(3)銀行への影響
(4)証券への影響
(5)生保・損保への影響
6.想定戦略オプションと影響(2)メンテナンス、リース
(1)戦略オプション別の比重
(2)競争状況と優位性
(3)銀行系リース会社への影響
(4)商社への影響

7.想定戦略オプションと影響(3)不動産+事業投資
(1)戦略オプション別の比重
(2)競争状況と優位性
(3)銀行への影響
(4)証券への影響

8.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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