国際保険規制の最新動向と保険会社オペレーショナルリスク管理態勢高度化~先進的プラクティスと計量化態勢の構築実務~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-03-13(火) 13:30~16:30 |
講師 |
<Ernst&Young> 新日本有限責任監査法人 金融アドバイザリー部 エグゼクティブ・ディレクター 出塚 亨一 氏 1990年慶応義塾大学経済学部卒業後、大手金融機関(財務企画部・リスク管理部・リスク統括部に通算14年間)・コンサルティングファームに在籍。2004年~2006年にかけて主要銀行グループにてAMA(先進的計測手法)承認取得のための持株会社WGメンバーを歴任。2006年Ernst&Young(現新日本有限責任監査法人)入所。現在、保険会社、主要銀行、証券会社、政府系金融機関等向け統合リスク管理、経営管理等コンサルティング業務を統括。Ernst&Youngグローバル・統合リスク管理/オペリスクサービスの日本地域責任者。各種金融関連協会等での講演講師多数。「改定保険検査マニュアル(金融財政事情:共著)」「保険会社のオペレーショナルリスク管理態勢(損害保険研究論文)」等の執筆の他、寄稿論文多数。公認内部監査人。米国公認不正検査士。PRMIA東京代表。 |
セミナー詳細 |
今次、保険会社経営者にとって、とりわけ対応が遅れている「オペレーショナルリスク管理」に関するモニタリング体制や日常のPDCA管理強化を含め、『「オペレーショナルリスク管理」機能をどこまで強化すべきか』『現状の自社の取り組みにおいて遅れている部分はどこか』といった議論が続けられている。グローバルでは、欧州ソルベンシー評価の新たな枠組み(ソルベンシーⅡ)の導入に向け詳細検討が進んでいる。更にIAIS(保険監督者国際機構)やEIOPA(欧州保険・年金監督機構)では、保険監督規制の高度化・強化に向けた議論が継続されており、我が国でも金融庁が2012年度以降に保険会社に対する「評定制度」の導入を検討している。本講演では、国際保険規制・最新動向の解説に基づき、経営管理に活用すべく保険会社のオペレーショナルリスク管理のあり方を再考し、欧米保険会社等の先進的な取り組み状況を踏まえ、本邦保険会社がオペレーショナルリスク管理態勢を高度化(計量化態勢の構築等)する際の着眼点と対応の方向性を解説する。 講義詳細 1.国際保険規制の最新動向 と 主要論点 (1)G20・IAIS(保険監督者国際機構) 金融安定理事会による破綻処理制度整備に関する規制案 等 (2)EIOPA(欧州保険・年金監督機構) EUソルベンシーⅡ:QIS5、現状主要論点 等 2.日本におけるオペレーショナルリスク管理態勢高度化の要点 (1)金融庁(保険監督指針・保険検査マニュアル) (2)銀行規制(バーゼルⅡ)における実践 (3)今後想定される検討課題 3.保険業界・銀行業界における先進的取り組み事例 と 高度化に向けた着眼点 (1)バンカシュアランスファームの現状 (2)先進的オペリスク管理態勢の事例 (3)AMA(先進的計測手法)承認金融機関の現状 4.オペレーショナルリスク管理態勢高度化(計量化態勢構築に向けて) (1)RCSAデータ と 損失データ(内部損失・外部損失) (2)保険会社業務に関するシナリオ分析 (3)計量データの十分性(量的・質的) (4)一般的な計量モデルの決定プロセス (5)主な実務的検討課題 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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