バーゼルIIIと最新デリバティブ市場動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-02-27(月) 13:30~16:30 |
講師 |
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 カウンターパーティー・ポートフォリオ・マネジメント部長 富安 弘毅 氏 債券統括本部 ポートフォリオ戦略部 ヴァイスプレジデント 大石 佳敬 氏
【富安氏】 |
セミナー詳細 |
リーマンショックを受け、デリバティブ市場のあり方、カウンターパーティーリスク管理をめぐる環境は大きく変化しつつあります。特にバーゼル委員会が、カウンターパーティーリスクの3分の2はCVAから発生したとし、バーゼルⅢにおいてもCVAリスクの把握が義務付けられるなど、今後は各社ともこの対応に迫られることになります。本セミナーでは、まず前半部分で金融危機後の金融規制について、カウンターパーティーリスク管理に焦点を当てつつ整理を行います。その上で、バーゼルⅢにおけるカウンターパーティーリスク管理上の論点について、CVAリスクへの資本賦課などを中心に解説を行います。そして後半部分で、カウンターパーティーリスクに関する最新動向を、実務的視点から解説いたします。特に昨今急速に市場の注目を集めているOISディスカウントへの移行と、それに関連するトピックとしてStandard CSA、集中清算機関を通した取引について説明し、今後のデリバティブマーケットの方向性を占います。 講義詳細 1.金融危機後の金融規制の動き (1)金融規制に係る国際的な潮流 (2)バーゼルⅢの概要 2.バーゼルⅢにおけるカウンターパーティーリスク管理上の論点 (1)CVAリスクへの資本賦課 (2)その他の論点 3.CVAの基礎 (1)CVA導入のメリット (2)CVAヘッジが市場に与える影響 (3)誤方向リスク(Wrong Way Risk)への対応 4.OISディスカウント (1)CSAがプライシングに与える影響 (2)OISディスカウント採用で利益が上がる取引 (3)OISディスカウントによって発生する問題 5.担保契約の標準化(Standard CSA) 6.バーゼルⅢが市場に与える影響 (1)バーゼルⅢが変えるヘッジ構造 7.集中清算機関(CCP)設立とそのインパクト 8.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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