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保険ERMにおけるオペレーショナルリスク管理の実務的対応

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-02-07(火) 13:30~16:30
講師 PwC Japan あらた監査法人
ディレクター
辻田 弘志 氏

慶應義塾大学経済学部卒、一橋大学大学院国際企業戦略研科修士課程修了。大手都市銀行を経て現在、あらた監査法人にて。金融機関(銀行、証券、保険)及び関連当局等に対し、統合的リスク管理、オペレーショナルリスクをはじめとするリスク管理、コンプライアンスを中心にコンサルティングサービスを提供。

セミナー詳細 保険会社におけるオペレーショナルリスク管理においては、ソルベンシーⅡにおいても詳細なガイダンスが無い状況のもとで欧州保険会社を中心に内部モデルによる対応が進んでおり、本邦においても一部の保険会社において定性的管理の高度化、内部モデル化の試みがなされてきています。保険会社とすでにバーゼルⅡの枠組みで高度化対応を行ってきた銀行におけるオペレーショナルリスクの違いを踏まえ、国内保険会社の対応の方向性について説明を行います。また、保険会社のオペリスクの高度化においては、ERMの観点からのオペレーショナルリスクをとらえる必要があります。
特に保険ERMの重要な構成要素・プロセスとして認識されているORSA(Own risk and solvency assessment)、リスクアペタイトフレームワークの中での位置づけを踏まえた対応の方向性(案)について説明を行います。

講義詳細
1.保険会社におけるオペレーショナルリスク管理高度化
 (1)基本的なオペリスク管理の枠組み
    ~保険会社におけるオペリスク管理高度化の現状について説明します。
 (2)保険会社のオペリスクの特徴
    ~銀行と保険会社のオペリスクの違いについて説明します。
 (3)保険会社におけるオペレーショナルリスク管理の対応の方向性
    ~銀行におけるバーゼルⅡの実践、保険会社のオペリスクの特性を踏まえ、
     保険会社におけるオペリスク管理の方向性について説明します。

2.保険ERMの観点からのオペレーショナルリスク管理高度化対応
 (1)オペリスク管理とERMの関係
    ~ERMにおけるオペリスクの位置づけについて説明します。
 (2)オペリスク管理とORSA(Own risk and solvency assessment)、リスクアペタイトフレームワークの関係
    ~ソルベンシーⅡ等におけるORSA、リスクアペタイトフレームワークの中での
    オペリスクの位置づけと、整合的な管理の高度化の方向性について説明します。

3.質疑応答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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