未公開企業オーナーへのタックスプランニング~オーナー株式とシンガポールの資産管理会社を中心に~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-11-25(金) 13:30~16:30 |
講師 |
Taf management 中野 孝昭 税理士 太陽神戸三井銀行(現三井住友銀行)を経て,世界4大会計事務所KPMGに入社。大型M&A,並びに個人富裕層を対象としたプライベートバンキングサービスに従事。2002年,タックスコンサルティングフアーム「T・af managementJを設立。上場企業オーナーを始めとする個人富裕層を中心に,ファミリーの資産保全と総合管理,次世代への知的財産承継をテーマとしたタックスプランニングに取り組んでいる。ソニー生命保険株式会社MDr研修会講師。社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会研修会講師。その他生損保研修会,税務研修会等講師。諸団体の講演多数。 |
セミナー詳細 |
未公開オーナー株の問題はクラッシクな論点ですが、金融に関わる方であれば避けて通れない論点だと思います。最近では事業承継や相続のみならず、経営権確保、資本政策といった観点からも新たな問題が生じてきています。会社を長期安定して経営してゆくためには、会社財産の流出を防ぎながらオーナーの経営権を確実に確保してゆく必要があり、そのためにはオーナー株の対策には大きな注意を払う必要があります。本セミナーでは、未公開企業におけるオーナー株の取扱について、相続を含め、最新の資産管理会社を用いたタックスプランニングのあり方をご説明するとともに、その資本政策のあり方について、経営権確保や少数株主排除などの具体的な事例をあげながらご説明いたします。さらに、納税資金の創出と円高メリットの活用をかねて、シンガポール法人の設立を行う未公開オーナーが増加しています。資産管理会社の場所としての利用価値も高く、私どものトラックレコードから、シンガポールをにおける具体的な海外資産管理会社の活用事例をご説明いたします。 講義詳細 1.未公開会社の特質とオーナーが抱える問題点 (1)同族会社であるがゆえの性質とその問題点 (2)兄弟親子で株式を所有することのメリットと弊害 (3)未公開株式の個人資産としての価値と換金性について (4)経営権の安定的確保について 2.支配権を確保するための手法について (1)何パーセントのシェアを取る必要があるのか (2)100%、67%、50%の意味するもの (3)次世代経営者が経営権を確保(株式を取得)するための具体的手法と株価対策 (4)資産管理会社の活用 3.少数株主対策 (1)少数株主がいることの弊害について (2)少数株主の株式買取価格と株価対策 (3)訴訟になった事例 (4)株主の種類別、少数株主対策 ①同族株主 ②社員、持株会 ③銀行、取引先 4.未公開株式の価格とその対策の最前線 (1)未公開株式に関する基本的な考え方 (2)税法の株価 (3)会社法の株価 (4)株価決定のメカニズムとその対策 (5)生命保険、リース商品の正しい活用法 5.海外資産管理会社(ヘッドクォーター)の活用 シンガポールの事例研究 (1)シンガポール法人を設立する目的とメリット (2)タックスヘイブン税制、シンガポール国内法とその税制 (3)資産管理会社としての活用 (4)ヘッドクォーターとしての活用 (5)実際の管理運用について、実務面を中心に 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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