過去のセミナー

OLD SEMINARS
金融セミナーのセミナーインフォ > 過去のセミナー > グローバル化をふまえた統合的な反社会的勢力排除の取組みポイント

グローバル化をふまえた統合的な反社会的勢力排除の取組みポイント

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-11-01(火) 13:30~16:30
講師 株式会社エス・ピー・ネットワーク
総合研究室 リスクアナリスト
芳賀 恒人 氏

東京大学経済学部卒業。大手損害保険会社で、上場企業や官公庁向けコンサルティング等を経て、エス・ピー・ネットワーク入社。企業のリスク抽出・リスク分析ならびにビジネスコンプライアンスを中心とする内部統制構築を専門分野とするリスクアナリストとして、数多くの企業危機管理に関する事例を手がける。とりわけ、企業の反社会的勢力排除の内部統制システムの構築・運用支援、排除計画の策定・排除実務支援、「SPNレポート~企業における反社会的勢力排除への取組み編」等の取りまとめ、犯罪対策閣僚会議下の「暴力団取締り等総合対策ワーキングチーム」での報告、反社会的勢力排除に向けた企業の取組みに関する各種コラムの執筆・講演など、反社会的勢力排除の分野を中心に数多くの実績を有する。

セミナー詳細 平成23年10月、全国全ての都道府県で暴力団排除条例が施行され、暴力団等の反社会的勢力排除は、広義のコンプライアンスやCSRでの文脈から、法令遵守のための取組みと位置づけられることとなり、今まさに「警察対暴力団」から「市民・企業対反社会的勢力」へとパラダイムシフトが起こっている。一方、米国では、「国際組織犯罪に関する戦略」において、日本の暴力団の米国内の資産凍結、取引禁止等の措置を命じる大統領令が発せられるなど、グローバルな事業展開を行う企業や金融機関においては、マネー・ローンダリングやテロ資金供与対策としてのいわゆる「海外反社」排除対応とともに、暴力団等の反社会的勢力についても、グローバルな要請として一層厳格な対応を迫られている状況にある。
本セミナーでは、国内の反社会的勢力排除の取組みに軸足を置きつつ、「海外反社」排除に向けた具体的な対応策についても取り上げ、グローバル化をふまえた統合的な反社チェック・取引先管理のあり方について提言する。

講義詳細
1.反社会的勢力を巡る最近の動向
(1)パラダイムシフト
(2)最近のトピックス
(3)暴力団排除条例の施行 
(4)不動産業界における暴力団排除の取組み状況
(5)米国大統領令(平成23年7月)    

2.反社会的勢力の企業への侵入
(1)反社会的勢力の本質と行動様式
(2)反社会的勢力の侵入の手口
(3)最近のアプローチ手法の特徴

3.反社会的勢力排除の内部統制システム

4.反社会的勢力の定義
(1)反社会的勢力を捉えるにあたって
(2)反社会的勢力の具体的な範囲

5.反社チェックのポイント
(1)見極めの限界
(2)データベースの構築と活用
(3)手法・範囲・深度と層別管理
(4)反社会的勢力の見極めと取引可否の判断
(5)多面的分析の具体的手法

6.反社会的勢力排除条項と関係解消への取組み
(1)関係解消の取組みのポイント
(2)関係解消のための工夫
(3)排除条項の活用と限界

7.海外反社の動向
(1)犯罪のグローバル化、マネー・ローンダリングと暴力団の関与
(2)犯罪収益移転防止法
(3)海外反社とは

8.統合的反社チェック
(1)国内反社チェックと海外反社チェック
(2)統合的な反社チェックのあり方
(3)グローバル化をふまえた反社チェックの具体的手法

9.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
カテゴリ
関連キーワード
お問い合わせ先 株式会社セミナーインフォ
TEL : 03-3239-6544   E-mail : seminar-operation@seminar-info.jp
お問い合わせフォーム
申込規約・全額返金保証の規約
※ 印刷用ページもご用意しております。本ページの内容を印刷される際にご利用ください。
PDF

該当データはありません。