JAバンクの戦略研究~揺らぐ顧客基盤・ビジネスモデルと今後展開~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-10-31(月) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒。長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表。建設省、通産省の委員会委員歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。 |
セミナー詳細 |
農林中央金庫―信農連―JAという3層構造のJAバンクも大きな転換点を迎えている。金融危機で農林中央金庫の投資銀行モデルは修正を余儀なくされている。信農連とJAの貸し出し余地は減少し、集めた多額の資金運用に苦慮している。しかも、東日本大震災・環太平洋パートナーシップ協定(TTP)・食料需給関係悪化などの重大課題に加えて、正会員の高齢化と減少という顧客基盤の劣化にも直面している。韓国・欧州などの海外の動向も踏まえて、JAバンクの今後の戦略選択肢を予測する。これらの分析・予測を通じて各金融業態各社の戦略に取り入れられる内容である。 講義詳細 1.金融危機後のJAバンクの動向 (1)危機から脱しつつある農林中央金庫 (2)機能強化に努める信農連 (3)生き残りを掛けるJA (4)遅々としている2層構造への流れ 2.山積する重要課題 (1)東日本大震災 (2)TPP (3)福島原発 (4)食料需給関係悪化 (5)正会員の高齢化と減少 (6)貸し出し先の減少 (7)従来の枠組みと手法では解決難しい 3.激変する海外の動向 (1)韓国農協中央会の金融・経済分離 (2)世界展開のクレディ・アグリコル (3)輸出を主導するラボバンク (4)先を見据えた戦略展開 (5)JAバンクへの示唆 4.JAバンクの中期戦略 (1)農業メインバンク (2)生活メインバンク (3)地域・社会への貢献 (4)態勢と仕組みづくり (5)重要課題をどれだけクリアできるか 5.想定戦略オプション1=金融・経済分離戦略 (1)金融・経済分離戦略の概要 (2)銀行への影響 (3)証券への影響 6.想定戦略オプション2=輸出力強化戦略 (1)輸出力強化戦略の概要 (2)銀行への影響 (3)証券への影響 (4)保険への影響 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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