保険業界の構造変化とチャネル変貌~2011年度生保決算から見えてきたもの~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-10-04(火) 13:30~16:30 |
講師 |
インスプレス 代表 保険ジャーナリスト 石井 秀樹 氏
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セミナー詳細 |
保険業界の構造が大きく変化しつつある。少子化・高齢化を背景に全体としては保険市場の縮小が見えてきており、各社ともに将来的にいかに安定的収益を確保していくのかが大きな課題となってきている。主要生・損保会社では海外展開によって新たな収益の道を追求する一方、国内市場において組織効率化(含むチャネル効率化)と新規契約拡大に向けた取組みが展開されている。こうした中、メガ化した損保(ホールディングス)では、生保分野での収益確保に向けて子生保会社の合併が行なわれるし、生保では外資系生保のプルデンシャルグループ3社の合併、メットライフアリコの日本法人化など新たな市場競争激化が激化の一途を辿りそうだ。一方、保険の流通チャネルも大きく変化、銀行窓販を始め、大型・乗合代理店の拡大、ネットやモバイル活用の保険会社の登場など旧来の販売構造を大きく変えつつある。今回は、2011年度生保決算を下敷きに保険ジャーナリストの視点から保険業界の動向を概括するとともに保険販売チャネルの変貌を含めた課題と将来展望について報告する。 講義詳細 1.動き出した保険業界の構造変化と未来像 (1)保険業界を取巻く環境変化と収益確保の戦略 (2)海外戦略強化が目指すもの (3)損保業界における“生保分野”への注力 (4)損保系生保の合併と外資系生保の合併 (5)進む保険業界構造の二極化と保険業界の未来像 2.競争激化の生命保険市場と今後の方向 (1)少子化・高齢化と保険市場の変化 (2)進むがん・医療・介護保険分野での商品開発競争 (3)女性層、高齢者層がマーケットの中心に (4)これからの商品戦略の方向 (5)新規顧客の争奪戦、ネット代理店の現状と課題 3.製販分離の方向とクロスセリング (1)銀行窓販から見える製販分離の構造 (2)生・損保のクロスセリングの現状 (3)生保会社同士の提携戦略 (4)ネット・モバイル活用の保険会社の参入 (5)メーカー特化の保険会社(含む少額短期)の登場 4.保険販売チャネルの課題と将来展望 (1)変貌する保険流通チャネルの課題と将来 (2)保険会社のチャネル戦略とチャネル選択 (3)迫られる既存主力チャネルの新業態への転換 (4)保険会社と販社との新たな関係 5.生命保険業界の展望 (1)主要生保の取り組みと課題 (2)外資系生保の現状と方向 (3)損保系生保の現状と方向 (4)新規参入生保の課題 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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