国際金融規制の新潮流~国境なき金融規制へ:G20の考え方と国家間の利害調整~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-12-14(火) 13:30~16:30 |
講師 |
中央大学大学院 戦略経営研究科 教授 杉浦 宣彦 氏 中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)教授、博士(法学)中央大学法学部卒業、中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了 香港上海銀行・金融庁金融研究研修センター研究官、JPモルガン証券シニアリーガルアドバイザーを経て現職 専門は金融法・IT法・企業コンプライアンス論など また、現在、英国財務省やFSAが設立したInternational Centre for Financial Regulation(ICFR)の学術パネルメンバーを務める |
セミナー詳細 |
2008年のリーマン・ショックで一気に深刻化した世界金融危機から2年が過ぎ、各国政府や中央銀行による救済措置や景気刺激策により世界経済全体はやや回復の兆しがうかがえるが、各国の深刻な財政問題をかんがみると、いまだ楽観できる状況にはないといえるだろう。 そのような中、金融法制や規制が今後どのような方向性に向かっていくのかは重要なポイントであり、今回、金融危機が世界的に波及したことから、今後の金融規制の動きはより世界的なハーモナイゼーションを目指す方向に向かっていくと考えられ、金融業界のみならず、我が国においても本年度の金融法学会等でこの件が取り上げられるなど大きな関心が集まっている。本講演では、このような動きを受けて11月8・9日に開催された国際金融法センター(ICFR)の金融法制サミットでの議論を紹介しつつ、欧米の金融規制の方向性と我が国への示唆を検討する。 講義詳細 1.リ‐マンショック後の金融法制と金融業界へのインパクトをどう考えるか 2.現在の検討課題 (1)国際金融倒産への対応をどうするか (2)国際的な金融機関のガバナンスのあり方について (3)銀行規制をどうするのか国際基準の策定と国内への導入をめぐって 3.世界の金融法制改革の方向は? (1)国際的な金融規制のハーモナイゼーションは可能なのか (2)わが国への影響・示唆 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい ※内容等は一部変更になる場合がございます、あらかじめご了承下さい |
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