地震リスクの計量評価と地震デリバティブ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2000-08-30(水) 13:30~16:30 |
講師 |
三井海上火災保険 ファイナンシャルテクノロジー部 課長 伊東 祐次 氏 株式会社インタリスク 災害リスクグループ コンサルタント 小沢 史朗 氏
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セミナー詳細 |
1994年のノースリッジ地震や1992年のハリケーンアンドリューを機に保険業界で導入されはじめた巨大災害リスクの計量評価手法は、保険会社のリスク管理のみならず、地震リスクの資本市場へのヘッジを可能とするなど金融工学分野において活用され始めた。また、不動産取引においては、維持・管理コストと併せて地震のリスク評価を行うことが常識となりつつある。さらに企業においては、近年は地震デリバティブにより、地震リスクを為替リスクや金利リスクと同様に扱うことが可能となり、導入した企業は株主および投資家から高い評価を得ている。今後は企業価値を最大化するといった観点から、種々のリスク処理手法をとった場合の財務諸表(=企業経営)への影響をシミュレートし、費用対効果および企業の許容できる損失の程度から意思決定をすることが求められていくと思われる。このセミナーでは、これらの地震リスクマネジメントの背景となる地震リスクの計量評価手法、および評価結果活用の代表例である地震デリバティブの実務について解説する。 講義詳細 1.地震リスクの計量評価 (1)地震リスクの特徴と計量評価手法発展の背景 (2)計量評価に用いられる理論 (3)分析結果例とその解釈 2.地震リスクの計量評価の活用 (1)保険会社のリスク管理 (2)不動産取引におけるデュー・ディリジェンス (3)企業におけるリスクマネジメント 3.地震デリバティブ (1)地震デリバティブの概要 (2)地震デリバティブの活用 (3)地震リスクの証券化 (4)地震デリバティブの応用 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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