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変革する電子決済ビジネスのスキームと展望

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-08-25(水) 13:30~16:30
講師 株式会社野村総合研究所
システムコンサルティング事業本部
金融ITコンサルティング部 
上級コンサルタント
宮居 雅宣 氏

東京工業大学大学院社会理工学研究科などの非常勤講師
1990年ジェーシービー入社 事業企画部門、セキュリティ部門を経て97年よりICカードやネット決済を担当 カード業界代表幹事として国土交通省・旧道路公団・自動車業界・電機業界とETCを創設するなど、カード業界のIC化を牽引 いち早くFeliCaに着目し、2000年にはテーマパークでの数万枚規模の実証実験やDualインターフェイスカードの開発を行うなど非接触ICでも先見性を発揮 05年NRI入社 電子マネーやカードなど決済関連事業の企画立案や実行支援やコンサルテーション、IC技術動向、ビジネスモデル調査などに従事
著書に、『電子決済ビジネス』(共著、日経BP社)『2015年の決済サービス』『これから情報・通信市場で何が起こるか―IT市場ナビゲーター2009年版』(共著、東洋経済新報社)など

セミナー詳細 資金決済法が施行され、マスコミや各種媒体では送金サービスが始まると急激な変化を叫ぶ声が多く聞かれるが、大規模なインフラの整備や消費者の決済スタイルの変化を伴う決済ビジネスにおいて送金サービスは本当に普及するのか、電子決済ビジネスはどう変革するのか。国内にてセブン銀行やトラベレックスなどが発表した送金サービスの内容や、そのベースともいえるウエスタンユニオン、MasterCardやVisaが提供する送金サービスの内容など、具体的な送金サービスのスキームや背景を紐解き、将来像を展望する。また、貸金業法改正や過払い金返還請求の消滅時効をめぐる最高裁判所の判決などによりビジネスモデルの変革を迫られるクレジットカードビジネスにおいて、これら送金サービスや国際ブランドデビットカード、プリペイドカードが救世主となるのか、その現状と今後の可能性についても考察する。

講義詳細
1.資金決済法の概略          

2.海外にみる送金サービスの事例
 (1)ウエスタンユニオンの送金サービス
 (2)M-PESAなどSNS送金 
 (3)GoogleCheckoutやPayPalなどの決済サービス

3.国内における送金サービスの胎動
 (1)セブン銀行の送金サービスの概要
 (2)トラベレックスジャパンの送金サービスの概要
 (3)JTBグローバルキャッシュ(外貨両替サービス)

4.カードを活用した各種サービスの概要
 (1)国際ブランドデビットカード
 (2)国際ブランドプリペイドカード
 (3)国際ブランドの送金サービス“Visa Money Transfer”“MasterCard Money Send”

5.各スキームの課題と展望
 (1)送金サービス固有の課題
 (2)決済方法の違いによって発生するインフラの課題やリスク
 (3)電子決済ビジネスの展望

6.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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