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映像配信ビジネスの生き残り戦略

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-07-29(木) 13:30~16:30
講師 NHK編成局 編成センター
チーフ・ディレクター
鈴木 祐司 氏

1958年愛知県生まれ 82年東京大学文学部卒業 同年NHK入局 函館、東京、大阪でNHKスペシャルなど、主にドキュメンタリー番組の制作を担当 1997年NHK放送文化研究所に異動 98年日米ジャーナリスト交換プログラムで、アメリカの放送デジタル化の動向を視察 以後、日米ジャーナリストによる討論会に出席したり、 総務省研究会の委員なども務める 03年放送総局解説委員室解説委員兼任(専門分野はIT・デジタル) 文研では、放送・通信・メーカー・ユーザーの業界団体代表によるシンポジウムを多数プロデュース 09年編成局編成センターに異動し、視聴者層拡大の取り組みを担当
主な番組にNHKスペシャル「テレビは新たな時代へ」(03年・テレビ50周年・放送記念日特集)
その他主な論文に「完全デジタル時代 最善のコンテンツ戦略は?『放送研究と調査・2007年7月号』共著」、「ケータイ化が止まらない!~『放送研究と調査・2008年1月号』共著」、「“通信放送融合”で何が変わるのか?『放送研究と調査・2008年3月号』共著」、「完全デジタル時代・経営モデルをどう再構築するのか~シンポジウムと事業者調査から~『放送研究と調査・2008年7月号』」、「期限まで3年を切ったアナログ停波『放送研究と調査・2008年10月号』」共著、 「“通信放送融合”の現在・過去・未来~「TV番組ネット配信」元年における考察~『NHK放送文化研究所年報2009』」など、日米欧の放送デジタル化に関する論文多数

セミナー詳細 NHKと民放キー局は08年秋以降、積極的に番組等の映像配信事業に乗り出した。以来1年半、各社は成功を目指して各自の展開を進めてきた。そして09年度に早々の黒字化を果たしたTBSなど、成功への手応えを得始めた事業者も出てきている。
一方ネットの全体状況を見渡すと、ポータル力を武器に無料配信・有料配信を使いわけることでビジネス上の成功を狙うプラットフォームの戦いが進んでいる。またスポンサー企業も、ネット広告やネット上の活動を前提に広告出稿の仕方を変え始めている。ネット上の動画配信は、もはやビジネス展開上の一定部分を占め始めているのである。
こうした映像配信ビジネスの現時点での“勝負の別れ目”を考察する。

講義詳細
1.広告市場から見るメディアの力関係 
 (1)既存メディアの動向
 (2)ネットメディアの動向
 (3)景気循環と構造問題の関係

2.テレビ局の生き残り戦略
 (1)放送収入と放送外収入の状況
 (2)番組二次展開の最新動向
 (3)各局のネット動画配信の動向

3.プラットフォームから見る動画配信ビジネス最前線 
 (1)主要プラットフォームのビジネス展開
 (2)有料ビジネスの可能性と限界
 (3)ガリバーの勝利の方程式とは

4.連携を前提とした映像配信のトライアル例
 (1)リーチ拡大トライアルから見る動画配信の可能性と課題
 (2)マルチパーパス前提のコスト最低・効果最大化の取り組みへ

5.質 疑 応 答  

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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