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医療機関の資金調達を考える

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-07-28(水) 13:00~16:30
講師 株式会社あおぞら銀行
事業ファイナンス部 部長代理
清嶌 隆 氏

ライフタイムパートナーズ株式会社
シニアコンサルタント
金子 洋文 氏

【清嶌氏】
1971年生れ 金沢大学経済学部卒 95年日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行 名古屋支店に配属後、2000年8月から本店営業部で法人融資の新規開拓営業を担当 その後、03年5月に発足直後の医療福祉チームに合流し、現在に至る
【金子氏】
2000年3月慶応大学総合政策学部卒(計量経済学専攻) アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て、01年ライフタイムパートナーズ入社 同社創業後のすべての投資案件にかかわる

セミナー詳細 医療機関の経営は、近年益々厳しい環境に直面し、事実、多くの医療機関が経営破綻している。医療機関向け融資は、さまざまな制約・要因から分かりづらいという声が多く聞かれると同時に、その融資判断は、主に病院事業の地域における高い公共性や地元の名士である理事長との関係に依拠して行われてきたため、純粋に病院事業を分析するノウハウの積み上げが行われて来なかったのが実情である。本講では、医療ファイナンスの先駆者として様々なファイナンススキームに取り組んできたあおぞら銀行とライフタイムパートナーズが、これまでの活動を通じて積み上げてきた経験に基づいて医業ファイナンスの現状を分かり易く整理するとともに、その考え方、スキーム、医療機関と金融機関のあるべき関係・役割、そして今後の課題などについて考えて行くこととしたい。

講義詳細
○「 あおぞら銀行が考える医業ファイナンスの要諦 」
 1.医業ファイナンス概論
  (1)医業ファイナンスとは? 
  (2)医療機関の資金ニーズ
  (3)クレジット判断における着眼点 
  (4)事業計画・担保・コベナンツ
 2.医業ファイナンスにおける金融機関の役割
  (1)医療機関の資金調達構造 
  (2)医療機関のガバナンス体制
  (3)金融機関の役割 
  (4)金融機関との付き合い方
 3.今後の医業ファイナンスの流れ
  (1)医療機関の破綻原因 
  (2)淘汰される医療機関の特徴
  (3)医業ファイナンスにおける課題 
  (4)あおぞら銀行からの提言

○「 医療機関を対象にした不動産・診療報酬流動化等の創成期におけるまとめ 」
 1.資金調達手法と資金提供者の整理
  (1)運営法人形態別資金調達手法の整理
  (2)資金提供者の種類の整理
 2.不動産の流動化市場の現状
  (1)資金需要の整理 
  (2)主要プレイヤーと経済条件の動向
  (3)投資基準と投資管理手法の事例(当社のクレジットモデルを用いて)
  (4)イグジットの方法と事例
 3.診療報酬の流動化及び担保融資市場の現状
  (1)資金需要の整理 
  (2)主要プレイヤーと経済条件の動向
  (3)商品設計において今後想定される論点
 4.介護との対比による医療ファイナンスの理解
  (1)不動産投資か企業投資か 
  (2)イグジットを可能にするバリューアップの必要性と手法
 5.補足(周辺事業を含むマーケット動向の一つの考え方)
  (1)医療法人を囲むマーケット動向 
  (2)周辺事業との関わり(調剤、ドラッグ、コンビニ等)

○「 質 疑 応 答 」

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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