企業年金の積立不足と退職給付会計基準改正の動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-06-07(月) 13:30~16:30 |
講師 |
マーサー ジャパン株式会社 アソシエイト・コンサルタント 公認会計士 日本アクチュアリー会正会員 那須川 進一 氏 東京大学理学部数学科卒業 マーサージャパンにおいて退職給付債務計算やストック・オプションの公正価値評価、年金ALM分析等の業務に従事している 公認会計士、日本アクチュアリー会正会員 |
セミナー詳細 |
会計基準の国際的な統一化のなかで、日本基準と国際的な会計基準(国際財務報告基準や米国会計基準)の差異が解消されつつある。退職給付会計についても例外ではなく、日本企業にも国際的な会計基準と同様の会計処理が求められる可能性も高まっている。 また、最近では運用環境が改善してきているとはいえ、リーマンショック以降の運用環境悪化による積立不足が完全には解消されていない。 このセミナーでは、日本基準で今後予定されている退職給付会計基準の改正内容、特にこれまで認められていたオフバランス項目の廃止規定を理解し、年金制度に運用損などで積立不足を抱えている日本企業の決算にどのような影響があるのかを考察する。さらに、年金制度の積立不足が企業の決算を直撃する状況のもとで、年金制度に潜むリスクを把握しいかにそのリスクを管理・削減するべきか、併せて考察する。 講義詳細 1.年金制度の積立不足 (1)最近の運用環境 (2)年金制度の積立不足の概観 2.日本基準の改正の動向とその影響 (1)オフバラ項目の廃止 (2)退職給付債務・勤務費用の算定方法 (3)開示の拡充 3.企業にあたえる影響、取るべき対策 (1)年金リスクの把握 (2)年金リスクの削減 (3)ガバナンス体制 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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