保険チャネル・ポートフォリオと収益構造の革新 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-05-14(金) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員 歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新 |
セミナー詳細 |
市場縮小時代に突入し、銀行窓口販売のウエイト増大や好調なインターネット販売のなどのマルチチャネル化も急速に進行している。既存生保は、営業職員の効率化に活路を見出し、大規模な業界再編成も視野に入れている。しかし、営業職員の効率化とコスト低減のみでは、顧客の可処分所得の減少とライフスタイルの変化に加えて、顧客インターフェイスの大きな変化に適応し切れないことである。大幅に機能強化している銀行窓口・再拡大を目指すかんぽ生命・拡大に拍車をかける共済・新たな拡大戦略を志向する外資系生保会社を分析し、今後の展望も行う。これを受けて既存保険会社が選択できる戦略の選択肢を複数予測していく。 講義詳細 1.激変する事業環境 (1)可処分所得の減少 (2)ライフスタイルの変化 (3)高齢化と少子化 (4)社会保障制度の崩壊 (5)かんぽ生命の再拡大戦略への方向転換 2.ウエイトを増す新チャネルの動向 (1)市場縮小への対応 (2)既存チャネルの効率化対策と効果 (3)銀行窓口の動向 (4)かんぽ生命の強みと弱み (5)独立代理店チェーンの動向 (6)主要共済の動向 (7)ネットチャネルの展望 (8)機会を狙う外資系 3.他業種のチャネル戦略と事業モデル (1)唯一の成功モデルとその理由 (2)失敗モデルとその理由 (3)生保が学ぶべき点 4.戦略の選択肢(A)専属チャネル戦略(営業職員+自社専門店) (1)営業職員の位置付けと課題 (2)営業スタイル改善と店舗による補完 (3)パワー商品ブランドの開発・提供 (4)専門店の立地選定 (5)経験価値重視の顧客モニタリング 5.戦略の選択肢(B)製販分離併用戦略(営業職員+銀行・郵便局窓口) (1)窓口の利点と欠点 (2)金融商品ショップへの進化 (3)窓口の顧客層と商品開発 (4)チャネル専用ブランドの構築 (5)窓口との差別化 (6)留意すべきバイイングパワー 6.戦略の選択肢(C)全方位戦略(営業職員+銀行・郵便局窓口+ネット) (1)ライフネット生命の展望 (2)ネット利用顧客層と動機 (3)コスト構造の改革 (4)ネット特性の把握と多角的利用 (5)ニューベーシックの追求 (6)チャネル・ポートフォリオ管理 7.戦略の選択肢を選ぶ条件 (1)収益構造の構築 (2)購入プロセスの再構築 (3)チャネルブランドの確立 (4)チャネル・ポートフォリオの徹底 (5)サポートインフラの構築 8.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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