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ポイントビジネスの最新動向と将来展望

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-04-21(水) 13:30~16:30
講師 株式会社野村総合研究所             
金融戦略コンサルティング部
主任コンサルタント
冨田 勝己 氏

東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学(修士)終了 野村総合研究所入社 情報・通信分野から金融分野を中心に、電子マネーや企業ポイントを活用したマーケティング戦略立案や業務改革、事業戦略立案などに、国内外を問わず従事

セミナー詳細 エコポイントの実施も相まって、ポイントプログラムはその規模を一層拡大。今や「一億総ポイントユーザー化」したと言っても過言ではなかろう。実際、野村総合研究所実施のアンケートを経年比較してみると、消費者のポイントに対する認識や保有度合いも高まっていることが分かる。いわば、ポイントプログラムがそのポテンシャルを一層発揮できるようになってきているのではなかろうか。2010年3月からスタートするPonta(ポンタ)の出現は、こうした背景も捉えてのものであるといえよう。しかしそのポテンシャルを発揮するためには、消費者の観点ではポイントの保護、導入事業者の観点では費用対効果の改善や可視化といった課題があり、その解決には、ポイントの権利性の明確化や単なる値引き代替用途からの脱却など、企業ポイントのあり方そのものを変えていく必要があるのではなかろうか。本講演では、ポイント導入事業者の近年の動向とアンケート結果等に基づく消費者意識の変化に焦点を当てることで、企業ポイントが抱えている課題の整理と、今後の将来展望について述べる。

講義詳細
1.企業ポイントのマクロトレンド  ~ポイントの市場規模予測~
 (1)企業ポイントの年間発行規模 
 (2)今後の発行規模予測

2.高まってきた消費者意識  ~企業ポイントに対する消費者意識調査等より ~
 (1)消費者の保有状況 
 (2)企業ポイント別の保有者プロファイル
 (3)購買行動に与える影響

3.共通化していく企業ポイント  ~流通企業系ポイントの範囲拡大、Pontaの出現~
 (1)WAON、nanacoの展開 
 (2)Pontaの出現 
 (3)Tポイントの展開

4.企業ポイントの導入効果  ~理論と実態~
 (1)企業ポイントの4大メリット 
 (2)企業ポイントの成功要件
 (3)実際に陥りがちな悪循環

5.企業ポイントの課題  ~ポイント保護と費用対効果向上~
 (1)定量的な効果検証を伴ったPDCA 
 (2)消費者保護の実践

6.企業ポイントの将来像  ~共通化の次に来るもの~
 (1)世帯での”企業ポイントの共有化” 
 (2)参加企業間での”データの共有化”

7.質 疑 応 答       

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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